ナポレオンに喝采を！２【あんスタ】

▽凛月先輩の1日 ページ12

.






「おはよーグッドモーニング…って
衣更先輩!?」



朝、家から出ると、そこには衣更先輩の姿が。

あっれ、なんで『Trickstar』の人が？




「おはよ、神谷」

「おはよーございます！…じゃなくて、
なんでですか!?」



それがさ、と困ったように笑う衣更先輩が
おぶっているのは凛月先輩。

あ、察した。




「悪いな。こいつ起きないからさ、俺も同行
させてくれよ」

「大歓迎ですよ！」



みんなのお母さん衣更先輩だからね！

謎の包容力があるよね！




「衣更先輩、いつも大変ですね！」

「まぁな。自立して欲しいんだけどなぁ」



苦笑いする衣更先輩マジイケメン。

きゃーかっこいー結婚してー！




「それで、凛月先輩とはどうなんですか？」

「どうって？」



ん？と首を傾げている。

誤魔化そうとしたって無駄だからな！





「デキてるんですか!?
ボーイズのラブですか!?」

「はぁ!?」



あ、言っとくけど私は腐女子じゃないよ！

気になっただけだからぐふぺろ☆





「ばか、俺はノーマル！
女の子が好きなの！」

「と言いながら、2人は恋に落ちてしまう…！
そう、禁断の恋へ…」

「俺の魔種、陽射しを実体化させるんだよな」

「スミマセン」




笑顔で言われたら謝るしかない。

遠回しにこれ以上言ったら殺すって
言われたぞ？


お母さんが怒ると怖いからね！！




衣更先輩と話していると、いつの間にか
学院についていた。







.

▼→←▼

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す