4日目 ページ5
その日の帰り道、あーちゃんが急に話しかけてきた。
あーちゃん「まっちゃん、一緒に帰ろ!」
頭がおかしくなりそうだった。
昼間、散々私を罵って、無視したくせに今更仲良くするの?
でも、話しかけてもらえただけで私にとっては嬉しかった。
だけど、あーちゃんとの帰り道は自慢ばかり。
あーちゃん「今日さ、○○くんが私に話しかけてくれたんだよ。
隣に○○ちゃんがいたのに、わざわざ私に話しかけたの。」
『へぇ〜、そうなんだ。よかったね。』
あーちゃん「あやちゃんがさ、一緒に駅行こって誘ってくれてさ。」
あやちゃんの話を私がいるところでするんだね。
自慢をしたいだけして、気に食わないと拗ねる。
毎回上っ面だけの言葉を言ってさ
あーちゃん「なんだろうと、私はまっちゃんの味方だから。」
だったら私を無視しないでよ。
前みたいに話してよ。
あーちゃん「あやちゃんに無視しろって言われてて。」
どうしてあやちゃん1人に責任を押し付けるの?
あーちゃんだって悪いじゃん。
いくらあやちゃんに言われたって無視するかどうか決めるのはあーちゃんでしょ。
あーちゃんが悪くない、なんて絶対にないし。
だけど、いじめが悪化するのを恐れて私は言う。
『そうだよね。全部あやちゃんが悪いんだよね。』
やっぱり私は臆病で、我慢してでもあーちゃんの話を聞いてるんだ。
それはおかしい。
そんなこと、思ったって口には出さずに心で止める。
あーちゃんは自分のしたいことがありのままにできていいね。
あなたたちが幸せな分だけ私の幸せは奪われるんだよ。
周りの強い人にへりくだって、ゴマをすって仲良くして。
そんなせこいことしたのに私の前だと愚痴をこぼす。
あーちゃん「あやちゃんと喧嘩して、仲直りするためには筆箱とかあげないと
いけないんだよ。酷くない?」
私にそんなこと言わないでよ。
あなたは私が嫌いなんでしょ。
嘘ばっかついて
こっちは、あーちゃんのことなんか信用してないのに、馴れ馴れしく話しかけてきて
そんなこっちのいろんな想いも知らずに、好きな時だけ私を利用して
そんなの、ずるいよ。
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綾水鏡花(プロフ) - 知っていたら済みませんが、神崎庵というボカロP様と、mfmfという作詞作曲編曲も自ら手掛けている歌い手様がいます。第三者である自分なりにこのお二方の歌を聞けていただければ幾分かは気持ちが楽になるかと思います。 (2020年12月27日 17時) (レス) id: c0c9e82f38 (このIDを非表示/違反報告)
.(プロフ) - 友達もできました。そうしたらその瞬間、いままで相談に乗っていた私の精神が崩壊してしまったのを思い出しました。悩みの相談だけだったらいいいのですが、私への嫌味、容姿などをバカのする発言もありました。場違いなコメントですみません。失礼しました。 (2020年11月11日 15時) (レス) id: 70db00fbed (このIDを非表示/違反報告)
.(プロフ) - ごめんなさい。この作品を呼んで周りの方のように寄り添えるような発言はできないです。。。私の友達も作者さんと似たような境遇の子でした。中学に入ってからずっと毎日相談に乗っていました。家族、友達、クラス。。。それを二年続けました。もう、その子は私以外の (2020年11月11日 15時) (レス) id: 70db00fbed (このIDを非表示/違反報告)
七瀬 - Liveさん» 私も辛い消えたいです。 (2020年11月9日 17時) (レス) id: 84a7126b3e (このIDを非表示/違反報告)
Σ - 大丈夫、俺にはあなたの痛みは分かりませんが、味方になってくれる人はたくさんいます。もちろん俺も味方です。だから、ゼッタイ大丈夫だよ。 (2020年11月9日 15時) (レス) id: 7f1f9dbe8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Live | 作成日時:2019年10月7日 23時