辛くて、辛くて。

14日目 ページ17

私は、テストの結果が示されている短冊をお母さんに見せた。




喜ぶわけでもなく


褒めてくれるわけでもなく




お母さんはたった一言だけ言った。









お母さん「これが普通なのよ。」









普通なんかじゃなかった。


私にとって、普通なわけがなかった。





時間をかけても、手に入れることが出来なくて



「がんばったねぇ！」



そのたった一言のために努力して






でもお母さんは、ほんの小さな長方形の紙を見て言う。


「当たり前だ」と。




そんな紙切れに私の努力の証なんて残ってない。






母親だったら叱ってよ。



「なんで勉強しなかったの！」



って。





気づいてよ。


私が勉強してないことに。








ねぇ、お母さん。


クラスの子はね、晩ご飯の時間になると呼びにきてくれるんだって。




「もうご飯よ。」




って。





テスト週間でもね、夜遅くなると



「今日はそれぐらいにしておきなさい。無理したって、頭に入らないよー。」



って言ってくれるんだって。








気づけば12時で


晩ご飯食べてないことに気づいて一階に行けば、冷たいご飯が置いてあって


止めてくれる人なんてもちろんいなくて






そっか、私は無理をしなきゃだもんね！






私はこの日を境に母親と口を利かなくなった。



親から見れば、所詮反抗期。




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まとまって無くてすみません。




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