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A「私、お兄ちゃんが事故に遭ったとき本当に心配したんだからね…。」
病院から連絡を受けたときすっごく怖かった。
お兄ちゃんが死んじゃったらどうしようって。
カネキ「うん、ごめん…。」
A「…ねぇ、これからはもっと連絡とか取り合おうよ。」
カネキ「えっと…?」
戸惑い顔の兄に私は続ける。
A「私たち離れて暮らすようになってからは、連絡取り合ったのって数えられるくらいしかなかったでしょ?」
多分お兄ちゃんが事故に遭っていなかったら今も会っていなかっただろう。
A「死んじゃってから後悔しても遅い。生きてるうちに、会えるうちに、もっといろんな話お兄ちゃんとしたいなって思ったんだ。…一緒に暮らしてたときみたいにさ。嫌?」
カネキ「ううん。…その通りだよ。じゃあ僕が退院したらまた連絡するね。」
A「うん、絶対だよ。」
私はそう言い残し、明日も早いので病院を後にした。
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リーア(プロフ) - はあ!?何なんですかこの作品は!?一言 言わせてもらいますよ!最っ高ですね (2016年1月12日 0時) (レス) id: 549bbf57f1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 読んでてとても面白いです!更新頑張って下さい!応援してます(^-^) (2016年1月5日 15時) (レス) id: 85bb904d89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:文123 | 作成日時:2015年11月30日 22時