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おじいちゃんとおばあちゃんはもう年金生活をしていて私を育てるのは大変だったはずだ。
幼いながらもそれを感じ取っていた私は、小学校を卒業するとCCGのアカデミージュニアハイスクールに入学した。
自分からそこに入りたいと言ったのだ。
アカデミージュニアは比較的学費が安いと、どこかで聞いたことがあったから。
そしてそこに通っていた大抵の人がそうするように、私も何の疑いもなく喰種捜査官育成学校(アカデミー)に行き、二年の勉強を積んで喰種捜査官になった。
べつに後悔はない。
確かに危険と隣り合わせでいつ死んでしまうのかわからないような仕事だけど、とてもやりがいを感じている。
この世界に潜む、人間と同じ姿をした、人を喰らう化け物。
そんな悪魔から大切な人を、おじいちゃんとおばあちゃんを、それからお兄ちゃんを。
そしてもっとたくさんの人たちを守ることができればいいなっていまは思っていたりもする。
A「じゃあ行ってくるね!」
おばあちゃん「気をつけてね。いってらっしゃい。」
見送ってくれるおばあちゃんに手を振り、私は七区にあるCCG支部を目指した。
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リーア(プロフ) - はあ!?何なんですかこの作品は!?一言 言わせてもらいますよ!最っ高ですね (2016年1月12日 0時) (レス) id: 549bbf57f1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 読んでてとても面白いです!更新頑張って下さい!応援してます(^-^) (2016年1月5日 15時) (レス) id: 85bb904d89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:文123 | 作成日時:2015年11月30日 22時