【あんスタ】朝比奈さんの幼馴染引きこもり脱出日記【月永レオ】

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その後も、雑談をしながらレオの家に向かう。



(まあ猫ちゃんたちが集まってる場所って近所だし、向かうってほどでもないけど。)





「……ヒナちゃんはさ、あいつが引きこもりになった理由気にならないの？」

『え、急。急にぶっこんでくるじゃん。


…え〜そりゃまあ気にはなるけどね？通い始めたくらいの頃は、毎日毎日家まで来て”今日はこうだった〜☆”とか”面白いやつと会った〜☆”とか延々と話してたし。



あと、ひとの家の壁にまで作曲するとかレオしかしないと思うんだけど。これ私の感覚あってるよね？大丈夫だよね？』



「………。うん。あってるあってる。大丈夫だよ。」

そこまで話すと、レオの家が見えてくる。



『まぁ、別に…脅しかけて聞き出すほどのものでもないかなって。ただそれだけだよ。


た〜のも〜☆』


「うっわ」

『なにかなセナクン？』

「別に。」



数拍置いて、レオの家の玄関が開く。その隙間から華奢で可愛いルカちゃんが顔をのぞかせる。

「……あ、泉さん、あなたの名前ちゃんも…。」


『こんにちは。』

「えへへ、こんにちは。」


頭を撫でて、挨拶をする。これだけで、ルカちゃんはやわらかく笑ってくれる。

中に入って、当たり前のように2階に上がろうとした。

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