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２話 ページ3
「では、以上とさせてもらいます。ありがとうございました」
『こちらこそ、ありがとうございました』
取材が終わると直ぐに部屋を出て次の現場へ向かう
ありがたい事に仕事が増えるこの状況に満足しながら車に乗る
車に乗りながらふと携帯に目をやると
［まふが会いたがってんぞ。］
一言
顔文字すらないその文に相変わらずだと感じる
『会いたいって、まふくんと私、同じマンションでしょ。』
独り言を言いながら返信をするとすぐに既読になるメッセージ
今日はゲーム実況を撮ると、返信出来ないと一日前にメッセージで伝えられたはずなのに
まだみんなで集まっていないんだと確信する
「携帯ばっか触らずに次の現場の台本読んどけよ、あと振り付けもおぼえとけ。」
『相変わらずお母さんだなぁ、ナリちゃんは』
マネージャーと話しながらふと外を見ながら今日も遅くまで仕事だと考える
アイドルを始めて５年
近くて遠い幼馴染のキヨとの距離はなんとも微妙で
時々まふくんの家に行くついでに私の家に寄る
そんななんの面白味もない関係になっていた
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*柑橘類*＠馬鹿同盟(プロフ) - おかえりなさい！(すみません突然。陰ながら応援してました)すっごく楽しみです。頑張ってください。 (2022年6月6日 17時) (
レス) @page9 id: dcab7e85b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tsukki- | 作成日時：2022年4月18日 23時
