【黒子のバスケ】見透かしの天使〜SECOND 〜

４５話 ページ4

あなたside

あ(・・・なんかなー)

そう思ってる私の視線の先には大我がいる

あ(コートに入ってから、、いや
　 その前からなんか大我が可笑しい、、)

今の大我に違和感を感じてた

あ(いつもと雰囲気が全く異なってる

　 なんか、、『キセキの世代』のみんなと
　 同じような感じ・・・)

そう思ってたら第３Ｑが始まった


あ「カントク、、」

リ「どうしたの？A」

あ「ちょっとヤバイかもです、、」

リ「点差のこと？」

あ「違います、、大我のことです」

リ「？」


そんなやり取りをしながらもちゃんと
試合は見てた

真君が打とうとしてるところに大我が
ブロックしようとしてたけど
そのボールはゴールに入ってしまった


リ「・・・！？」


カントクも薄々気づいたみたい
いや、なんか違うかも、、

カントクが見つけたのは突破口のほうかな


あ(いつもの大我とは違う、、

　 たしかに真君にのシュートを
　 止めようとしてるけど、、

　 違う、、今の大我は『勝利』に
　 すがり付いてるような感じ、、)


そのあとも試合は続いてく点差は
あんまり縮んだ気がしないというか
縮んでない

そんなとき驚くべきことがおきた、、

真君が３Pを打とうとしたら
大我がそれを止めた、、いや叩き落とした
って言うべきだ

あ(やっぱり大我の武器はその、、

　 天賦の跳躍力！！)


あ「・・・」


そんなことを考えてもあの違和感は消えない

あ(なにか、、独りで勝とうとする感じ、、)

テツヤも気づいたのか


黒「このままだと・・・マズい気がします」

あ「テツヤも気づいた？」

黒「はい、、」


あ(たしかに大我の跳躍力はずば抜けてる

　 でも、あの跳躍力をコントロールする
　 力は今大我にはない、、

　 時間の問題かなぁ、、
　 飛べなくなるのは、、、

　 今のところはギリギリ大丈夫かなぁ)

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