【銀魂】階段から落ちたら最推しに出会った【坂田銀時】

25話　バレバレ ページ27

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土方さんに酒に付き合えって言われた。


どうしよう……！！！


の一言につきる。


キャラに関わる事は少しはなれたつもりなのだが、異性と二人きりになるのは全くなれない。





というか…何故私を指名したの？


トークとかお妙さんのほうがうまいし、
まぁ私もここに来て少しは経つから前よりも話すことにはなれたけど…。


異性のキャラとの会話なんていつまでたってもなれるものじゃないんです！！！


土「…着替えなくていいのか？」


ん？…………あっっ！！！！！


意地悪な顔をして土方さんは言った。


今は制服、完全に未成年だってバレた。


なんて説明(言い訳)しようか迷ったが、


土「早く着替えてこい。」


それだけ言って店内にお店の席についた。


怒らなくて良いのかな…？


私はそう思ったが、土方さんを待たせては行けないので、すぐに着替えに行った。








『お待たせしました土方さん…』


一礼して私も土方さんの隣に座る。


土「あぁ。」


机にはすでにビールの瓶が置かれていた。


『お酒つぎます！』


ビール瓶を持ち、左手を添えゆっくりと注ぐ。


私はコップの方を見ているけれど、土方さんがこちらに視線を送っているのがわかった。


何故！！？


恥ずかしいから見ないでほしい！！


自分でも顔が赤くなっているんだろうなってわかる。


注ぎ終わって土方さんの方を見ると、


土「顔赤ぇぞ？」


と普通に言ってきたので、


土方さんがこっち見るからじゃないですか！


と、反抗しようとしたけど自意識過剰だと思われるのでやめておいた。


『何でもないです………』


ここで私が気になったことを聞いてみた。


『何で、私をお酒に付き合わせようと思ったんですか？』


土方さんはふぅっと煙草の煙をはき答えた。


土「何でって………。


いや、その前にだ。


お前万事屋のことが好きなんだろ？」


えぇっっっっ！！！！！！


『な、な、何で、知ってるんですか！！！！？』


土「なんとなくだ。」


そんな………


確かに、この前この店に来たときにちょっとだけ銀さんの話をしたかも知れない…。


だからって、そんな…すぐにわかるような仕草とかは、してない……はず………なんだけど……なぁ…。


土「ま、知ってるのは俺だけじゃねぇだろうな。


バレバレだぞ。」


『嘘！！！？！』


そ、そんなはずは…。









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