【銀魂】階段から落ちたら最推しに出会った【坂田銀時】

35話　乙女 ページ41

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気付くと万事屋の家の中、布団で寝ていた。


ふすまの先から光が一筋。となりの部屋の明かりがもれている。すっかり暗いしもう夜なのかな…。


貧血か何かで倒れていたのを運んでくれたのは誰？
銀さんだったら良いな…ってホントこれ毎回思う。


暗闇に目がなれて天井を見ながら頭を整理し始めた。





まだ一緒にいたかったな、


と言うのが私の今の率直な気持ち。


こうやって急に離れなきゃいけなくなるなんて思っても見なかったから…。


普通に考えてトリップの小説で急に帰れってある！？



でも、それと同時に帰らなくちゃいけないって思ってしまった。まるでかぐや姫だ。


本来ならいてはいけない存在なんだろう。


帰れる事に喜ぶべきなのかもしれない。だって家族や友達に迷惑をかけているのだから。


私の本音は家に帰ってホッとしたいのかもしれない。


友達にここに来たことを自慢したいと心の片隅で思ってる気がする。


でも会えなくなるのが嫌なんて、寂しいだなんてけっこうワガママだな私。


しかもガチ恋とか…。


どうしたらいいかなんて結局最後は自分で決めなくてはいけない。


そういえば気持ちを伝えないってう選択肢もあるのか。


何も言わずに勝手に去る…？
…ここに泊めてもらったお礼くらいは絶対言わないと。


………………あと一日ってどれくらい？


明日はバイトもないし銀さんも仕事無いって言ってた気がする。


何をしよう……。


最後にこの世界でしたい事。


会ってないキャラいるけどそのキャラ全員に会いたいとか一日じゃ足りないからなぁ。


高杉さんに会いたいとか思ってたら命がいくつあっても足りない気がするw



最後にしたいこと…。








…








…








…遊園地行きたい。


小学生の頃プロフィールカードに【彼氏と遊ぶならどこ？】という項目があって私はそこに遊園地と書いた覚えがある。


その思いは今でもあまり変わってない。


ここでなら誰か(顔見知り)に冷やかされることもないし、
カップルといえば遊園地だろう。


くりこちゃんのときの回を思い出すなぁ…。


彼氏だなんて夢のまた夢だけど、
好きな人と遊園地行くなんて漫画かと思う。


まさか自分がそんな乙女なこと思うとはね…。


遊園地でなら雰囲気的に告白できそうな気がする。


告白するなら最後のチャンス。


頑張るしかない。








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万事屋はベットじゃねえーー！！布団だ！！！


ごめんなさい！！
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