三十四話 修行は嫌い ページ34
リボ「じゃツナはバジルに任せて、ゆきにはこの修行をしてもらうぞ」
目の前にあるのは無数の的
簡単に言えば射的だ
「ナイフを使うの？それとも...」
リボ「銃だぞ、ナイフではある程度の限界が来るからな。それにお前には銃の方がしっくりくると思うぞ」
そう言うとリボーンは俺に銃を渡してきた
「これ本物？」
リボ「あぁ、だが弾は入ってねぇぞ」
銃は本物だが、弾は入っていないと言われて僕は呆然とした
は？本物だけど弾は入ってない？
「弾もないのにどうやって銃を使えって言うんだよ?!」
僕は思わず声を荒上げた
リボ「最後まで話を聞け、お前には初代夜空の守護者にしか出来なかったと言われている技、冷徹の炎を使えるようになってもらうぞ」
リボ「死ぬ気の炎を銃に流し込み、弾の変わりに撃つんだ。最終的には銃なしで使えるようになってもらうぞ」
...死ぬ気の炎...灯し方が分からねぇよ
どうやったら炎が灯すことが出来るんだ？
リボ「まぁ難しく考えんな、守りたいものを想像してみろ」
守りたいもの？
そう言われて考えてみると、手から灰色の炎が出てきた
「うわっ?!えっ何これ?!炎なのに熱くない気持ち悪っ?!」
リボ「流石夜空の波動を流しているだけはあるな、炎の量が半端じゃねぇな。まずは上手くコントロール出来るようにならなきゃいけないから早く修行しろ」
そう言うとリボーンは銃を投げてきたので、それを受け取った
まっ...やるしかないよね...
僕は渋々構えて、修行を始めた
「ぜぇっはぁ?!はぁっ?!づが...れ...だ」
久々に動き過ぎたせいで超疲れた
僕は地面に倒れ込むようにして寝転んだ
て言うか全然当たらなかったし...まともに当たり始めたのはあとほどだった
リボ「よくやったな、第一段階は成功だぞ。明日は銃なしでやってもらうからな」
そう言うリボーンの声も全く耳に入ってこず、汗がダラダラと流れている方に気がよってしまう
ハル「お疲れ様ですゆき君!!このタオル使ってください!!」
「あぁありが......えっ？」
差し出されたタオルを手に取り額に当てる
は？ハル?!
が、勢い良く起き上がった反動でタオルが額から落ちた
「なんでハルが此処に..」
ハル「汗だくで寝転がるゆき君、服の隙間から見える鎖骨、かっこよ過ぎてハル感激です!!」
そんなことを言うハルを横目にリボーンを睨み付ける
リボーンは口笛を吹き始めた
...絶対此奴の仕業じゃねぇか
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二ーノ(プロフ) - 結由さん» わわっ有難うございます、はい頑張ります!! (2018年1月20日 13時) (
レス) id: da3258a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
結由(プロフ) - すごく面白かったです。『え？もっと読みたい』ってなりました。更新無理せず頑張ってください！ (2018年1月20日 13時) (レス) id: 6676595c60 (このIDを非表示/違反報告)
ユウK(プロフ) - さなさん» 有難うございます!!頑張ります!! (2017年12月27日 7時) (レス) id: 6142a92764 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 面白いです！すごいうまくて、更新頑張ってください！ (2017年12月27日 7時) (レス) id: 0c95e52db9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚犬 | 作成日時：2017年12月9日 16時
