三十二話 悲しそうな顔は嫌い ページ32
それから僕らは廃虚となっている病院に来た
話に聞くとボンゴレ独立暗殺部隊のヴァリアーがリングを奪うためバジルと言う少年を追って日本に来たらしい
正式名称をハーフボンゴレリング
本来3年後まで保管されるはずのボンゴレの家宝
過去の長いボンゴレの歴史上、このリングの為に流れた血は多い、いわくつきのリングだという
そのリングはヴァリアーの奴に奪われたらしいが、あれは偽物で本物は跳ね馬ディーノが持っていた
また面倒くさいことになりそうだな...と思いながら家に帰ると
「...ただいま」
賭奈/行仁「おかえりユキト!!」
母と父が満面の笑みで玄関に立っていた
一瞬驚いて、俺は目を見開いたが直ぐに冷静さを取り戻した
そうか...ボンゴレもこんな事態が起こったし門外顧問である両親が帰ってくるのは当たり前か
「...母さん、父さん...ただいま」
それだけ言い俺は靴を脱ぎ、二階に上がろうとした
賭奈「ゆきく〜ん!!母さん達、暫く仕事の都合で此処に泊まるからよろしくね〜!!」
すると引き止めるようにして母さんがそう言った
「....そうなんだ...じゃ」
俺はそれだけ言い自分の部屋に向かった
母さんと父さんが悲しそうな顔をしていたことを俺は知っていたが見て見ぬ振りをした
そして夕飯の時間まで俺は何かから逃げるようにゲームをした
賭奈「あら〜？奈々ちゃん家の食卓ってこんなに賑やかだったかしら？」
奈々「そうでしょ？賑やかな方が良いでしょう？」
...母さんと奈々さんは姉妹関係だ
母が姉、奈々さんが妹だそうだ
凄く似ていて最初はドッペルゲンガーかと思ったが、髪の長い方が母さんだ
行仁「本当だな〜、それより行賭、学校はどうなんだ〜？」
「まぁまぁだよ...て言うか、僕と話するたびにそのこと聞くのやめてくれる？」
夕飯を食べながらそんな会話をしていた
今日の夕飯は二人増えるだけでも凄い賑やかになった
(えっ？行賭、お前彼女出来たのか？)
(は？なに言ってんの？)
(リボーンさんから聞いたよ)
(おいコラ!!リボーン!!!!)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
二ーノ(プロフ) - 結由さん» わわっ有難うございます、はい頑張ります!! (2018年1月20日 13時) (
レス) id: da3258a7f8 (このIDを非表示/違反報告)
結由(プロフ) - すごく面白かったです。『え？もっと読みたい』ってなりました。更新無理せず頑張ってください！ (2018年1月20日 13時) (レス) id: 6676595c60 (このIDを非表示/違反報告)
ユウK(プロフ) - さなさん» 有難うございます!!頑張ります!! (2017年12月27日 7時) (レス) id: 6142a92764 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 面白いです！すごいうまくて、更新頑張ってください！ (2017年12月27日 7時) (レス) id: 0c95e52db9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柚犬 | 作成日時：2017年12月9日 16時
