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721色目 ページ22

「俺と少年探偵団の子供たちとは友達でね、今どこで遊んでいるか知りたいんだ」

「コナン君達どこで遊ぶって言ってたっけ」

お父さん聞いてる?

「あのガキどものことなんざ知らん」

そう言って煙草を咥えて新聞を広げる小五郎

「もう!お父さんったら!ごめんなさい;;」

あのお菓子くれたの優癒子さんだよ…お父さんも美味しい!って食べたじゃない

『あはは;;大丈夫だよ、ポアロにも顔出して聞いてみるね』

「もし何かあればいつでもこの名探偵毛利小五郎に相談してくださいね」

いつでもお待ちしております

「その何かが今なんじゃないの?」

蘭にジト目で見られ、新聞を顔の高さまで上げてその視線から逃れる小五郎

『じゃあ行くね;;お邪魔しました』

「あの男が名探偵だなんて思えないな」

事務所を出て階段を降りている間に長義がそう零す

『長義君手厳しいっ;;』

「主、ここは薄暗いから階段には気を付けてね」

『ありがとう、光忠君』

光忠がスッと横に来て背中側にそっと手を添えてくれる

「俺は顔見知りだから俺が入ろうか」

鶴丸がドアに手を掛けようとしたとき、スッと開いて安室が顔を出した…今日はシフトが入っていたらしい

「こんにちは鶴丸さん、優癒子さん」

『あ、透君こんにちは』

「今日は寄って行ってくださるのですか?」

「いや、少年探偵団がどこで遊んでいるか聞きたかったんだ」

「あぁ…その箱、子供たちにも渡したいと言っていましたね」

『阿笠さんの所に寄ったらどこに遊びに行くかは聞いていないって』

蘭ちゃん達にも聞いたんですけど聞いてないって…なので、一応こちらにも聞いてみようかなって

「そうでしたか…残念ながら僕たちも聞いていないんですよ」

『たち?』

「まぁ、取敢えずどうぞ」

入り口で立ち話もアレですから

促されて中に入ると、「たち」の意味が分かった

『あっ、萩原さんと確か松田さん』

「おぉwラッキー!優癒子ちゃんじゃん」

「あの時のストーカー野郎の被害者の」

「陣平ちゃん、言い方;;」

「それに、あの時の二人か」

長義と鶴丸を見てあの時会議で自己紹介した二人だと思い出す

『あの時はありがとうございました』

本当に、本当に助かりましたっ

「俺たちは俺達の仕事をしただけだ、そこまで畏まって礼を言われるようなことはしてねぇ」

「俺は可愛い子を守ってただけだし」

陣平ちゃん、こんな言い方だけど照れてるだけで本当は嬉しいからね

「萩ぃ適当なこと言ってんじゃねぇぞっ」

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べっこうあめ(プロフ) - 一人でもひっかかり気にしてくれる方がいるならその描写をねじ込みますのでお待ちください。ねじ込んだ状態の物を前後合わせてまた見ていただけたらと思います(*- -)(*_ _)ズラしたりと小細工がいるので少しお時間いただきます。 (12月27日 23時) (レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
べっこうあめ(プロフ) - 長義のぬいぐるみは近侍になってから江たちが来るまでの間日数があるのでそこで買って渡したことになっていてただ描写を入れていないだけで持っている設定です。まさかそこに引っかかる人がいるとは思わず特に入れずに省きました。 (12月27日 23時) (レス) id: b068b62b54 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - そうなると、辻褄が合わない様に思う訳なのですよ(^^;)長々と本当に申し訳ございません(ノ_<)もし、べっこうあめ様のお考えになっているストーリーにヒロインが長義のぬいぐるみの事を忘れてしまっていると言う様な事であれば、私のこの意見は無視して頂いて大丈夫です (12月27日 18時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 何故なら、警察学校組と顔合わせをしているの三日月や鶴丸を含める一部隊と長義ですよね?それからヒロインが目を覚ました後しばらくしてから仲間に加わり長義が近侍になっていてその後前々回の花札イベント(ゲーム上)にて江派の三人が後から仲間になっています。 (12月27日 18時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - こんばんは( ´ ▽ ` )私の説明の仕方が悪かったので(ノ_<)もう一度メッセージ送らせて頂きますね。えっと万屋にうさぎを買いに行くシーンで思ったのはこの15のストーリーを読んでいて辻褄が合わないなと思ったからなんです。 (12月27日 18時) (レス) id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:べっこうあめ | 作成日時:2023年7月24日 14時

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