人生万事塞翁が… ページ6
夢主side
取り敢えず、川から太宰さんを救助した敦さんにお疲れさま、と声をかける。
敦「あ、有難う。…それにしても、この人、生きてるのかな?」
『大丈夫、生きてるよ・・・・・・・多分』
敦「やっぱり多分ですよね…」
敦さんがちらっと太宰さんの方を見て言う。私も見るけど、本当にこいつ生きてんのか?と思うぐらい動かない。……いや、起きて貰わないと、話が進まないのだが。痺れを切らした私は思いっきり太宰さんを蹴る。
敦「え、ちょ、Aさん?!」
流石に私の蹴りが響いたのか、太宰さんは軽く顔を歪めた後、隣でびっくりしていた敦さんがさらにびっくりするレベルの起き上がり方をした。
敦「あ、あんた川に流されてて…大丈夫?」
太宰「助かったか…チエッ」
「『(チエッつったか/なこの人)』」
太宰「君かい?私の入水を邪魔したのは」
敦「僕はただ助けようとしただけで・・・って、入水?!」
『人命救助は大事でしょ、川を流れていたそっちが悪い。』
太宰「知らんかね、入水、つまりはジサツだよ。それにしても、美人に説教されてしまったよ。まあー嬉しいから良いけど。」
思わずウゲェとなる。想像以上になんか気持ち悪かった。
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月兎 - うん、大丈夫、合ってるよ。しゅうせいさんのは……うん、もうちょっと待ってて…(遠い目) (2018年6月15日 18時) (レス) id: 20543c8800 (このIDを非表示/違反報告)
そらそら - いいと思うよ!もし君がかまちゃんなら、しゅうせいさんの小説楽しみにしてるよ!(かまちゃんじゃなかったらごめんなさい) (2018年6月1日 17時) (レス) id: 71a68829c8 (このIDを非表示/違反報告)
ひぐらし(プロフ) - うーー、私も掛け持ちしたい!更新&例のテストのブツ(笑)頑張れ!面白いぜ! (2018年2月21日 22時) (レス) id: 9908cce7f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月兎 | 作成日時:2018年2月13日 17時