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放課後
ユイちゃんを探しに2年の教室の方まで来ると彼女を発見。
予想はできていたものの困った状態。
面倒な三つ子に絡まれている。
「女の子ひとりに三人でなんて物騒ね〜」
「A、さん…」
「あっれ〜Aちゃんじゃなーい」
少し、ほんの少しばかり怒りを含んだ瞳が私に向けられる。
「ライトくん、ユイちゃん借りちゃダメかな？」
「残念だけどダーメ、ビッチちゃんは今大事なお話の最中だから」
面倒だな、と正直に思う。
今ユイちゃんがこっちにいないのは私的にも、そして彼らアダム候補的にも困る状況だ。
今の彼らにとってユイちゃんは餌でしかないのだから。
それじゃあ意味が無い。
でもライトくんのあの目は簡単には譲ってくれない。
もちろんほかの2人も。
「おいライト、誰だよソイツ！」
「ユイさんを知ってるみたいですね」
「はじめまして、アヤトくんにカナトくん。Aって言うの、よろしくね」
変に立ち向かっても私じゃ勝てない。
それをわかっているから緩く、ひとまず自己紹介を済ませた。
すると、カナトくん何かに気づいたらしく私に近づいてきた。
「…あなた、いい香りがします」
「よく言われるよ、君たちヴァンパイアに」
「お前の血うまいのか！？」
「ユイちゃん程じゃないけどね。あ、じゃあこうしよう？今日は私の血をあなたたち３人にあげる。だから…ユイちゃんを貸して？」
今の彼らは美味しい血ならなんでもいいだろう。
実際に彼らの目は獲物を狙う猛獣の目だ。
「んふっ、いいんじゃない？Aちゃんの血は美味しいし」
「彼女とはまた違うこの香り……早く飲みたいです」
「いいぜ、今日はお前で我慢してやるよ」
「だって、ユイちゃん。彼らに伝えといてくれる？あ、彼ら過保護だからなぁ……えーっと…これ、渡しといて？」
「え、で、でも！」
「私は平気！心配しないで」
そう笑ってあげればまだ納得いかない顔はしたものの走ってルキくんたちが待っているであろう場所まで走っていく。
終わったら連絡を入れようと決めた。
怒られるだろうけど今回は仕方ない。
ユイちゃんが最優先だ。
けど、3人にいっぺんに、なんて実は結構しんどそうだ。
「私…馬鹿だな」
自嘲気味に呟いた言葉は誰にも聞こえず空気に溶けた。
私たちが向かうのは…空き教室。
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーヴァンパイア
無神ルキ
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梔子(プロフ) - わらわらさん» コメントありがとうございます。行き詰まってしまっているのでたまに読み返してしっちゃかめっちゃかしてるなとはおもいます。笑 ただ、書き直すとかなり内容が変わってしまうのでもし読み進めていただけるのであればこのまま読んで頂けたらと思います (2019年1月8日 10時) (
レス) id: f650fd1707 (このIDを非表示/違反報告)
梔子(プロフ) - れんすけさん» 返信遅れてすみません！もう少し文字数減らして読みやすい感覚にできるようにしてみます(汗) (2019年1月8日 10時) (レス) id: f650fd1707 (このIDを非表示/違反報告)
わらわら - 主人公イキり過ぎでしょw (2019年1月8日 10時) (レス) id: 091d3f1fea (このIDを非表示/違反報告)
れんすけ - 字が詰まってて読みづらいです… (2018年3月12日 15時) (レス) id: 4bd8d4113b (このIDを非表示/違反報告)
汐子 - まって苗字一緒www 宮野ww宮野ww (2016年10月23日 3時) (レス) id: 693e560875 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梔子 | 作成日時：2016年5月5日 16時
