検索窓
今日:62 hit、昨日:40 hit、合計:657,184 hit

35 ページ39

「Aちゃん遅くない?」

オレのその言葉はここにいる全員そう思ったはずだ。
エム猫ちゃんが心配だから見てくると言ってかれこれ10分近くが経つ。
オレらに負けないくらいの蔑みしておいて結局放っておけないんだから本当に面倒みのいい子だ。

「あ、あの…!」

Aちゃんとエム猫ちゃんを待つオレ達に声をかけたのはエム猫ちゃんだった。
でも、彼女を迎えに行ったはずのAちゃんがいない。

「おい、雌豚、Aはどこだよ?」
「そ、それが…
アヤトくんたちのところに…」
「はぁ!?」
「あ、あの、それで、Aさんがこれを…」

エム猫ちゃんが差し出したのは1枚の紙。
それを受け取ったルキくんがため息をついたのを見てオレ達もその紙を見た。
そこに書いてあったのは……

《ユイちゃん連れてかれると困るだろうから代わりに今日は私が彼らに血をあげてきます。
それじゃあ、ユイちゃんは頼んだー。ユイちゃん怒ったらダメだかんね?!私が勝手にしたんだから!わかった!?》


そこに書いてあった文は誰が見てもその場で書いたものではなかった。
多分だけど、Aちゃんは逆巻さんにエム猫ちゃんが捕まることが分かってたんだと思う。
だからもうこれをオレ達に渡すことは決まってたんじゃないかな。

「Aちゃん…大丈夫……かな」
「大丈夫ではないだろうな」
「だってこれ明らか複数いるよね?てことは複数人同時にでしょ?貧血どころの話じゃないと思うよ?!」
「あいつ、どうするつもりなんだ?」
「一応使い魔に見張らせておく。死なせはしないだろうが、もしなにかあるなら使い魔に知らせさせればいい」

まぁ確かにそれは安心だけど……。
やっぱり心配。
もちろん平然としてるように見えてルキくんも同じはずだ。
Aちゃん、結構我慢しちゃう子だからなぁ…。
あんまり無理しないといいけど……。

36→←34


ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!

ラッキーヴァンパイア

無神ルキ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (223 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
490人がお気に入り
設定タグ:DIABOLIKLOVERS , トリップ , ディアラバ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

梔子(プロフ) - わらわらさん» コメントありがとうございます。行き詰まってしまっているのでたまに読み返してしっちゃかめっちゃかしてるなとはおもいます。笑 ただ、書き直すとかなり内容が変わってしまうのでもし読み進めていただけるのであればこのまま読んで頂けたらと思います (2019年1月8日 10時) (レス) id: f650fd1707 (このIDを非表示/違反報告)
梔子(プロフ) - れんすけさん» 返信遅れてすみません!もう少し文字数減らして読みやすい感覚にできるようにしてみます(汗) (2019年1月8日 10時) (レス) id: f650fd1707 (このIDを非表示/違反報告)
わらわら - 主人公イキり過ぎでしょw (2019年1月8日 10時) (レス) id: 091d3f1fea (このIDを非表示/違反報告)
れんすけ - 字が詰まってて読みづらいです… (2018年3月12日 15時) (レス) id: 4bd8d4113b (このIDを非表示/違反報告)
汐子 - まって苗字一緒www 宮野ww宮野ww (2016年10月23日 3時) (レス) id: 693e560875 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:梔子 | 作成日時:2016年5月5日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。