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はぁ………
静かな車の中に何度目かのため息。
ため息をついたのが誰かというとAちゃんだ。
すごい勢いで走って帰ってきたかと思ったらため息が多い。
話しかけても上の空だし…何かあったのかな？
「ねぇ、Aちゃん、何かあった？」
「え…？あーううん、なんでもない！」
「ホントに？」
「本当に！ちょっとこのあとのこと考えてただけだから」
このあとのこと。
それは逆巻家と対面することで間違いないだろう。
Aちゃんが俺達のことを知ってたなら、アイツらのことも知っててもなんら不思議なことじゃない。
「A、あんま無理すんなよ」
「Aちゃん…大丈夫……きっと…怪我しない」
「ありがとう、大丈夫だよ」
そう言って笑ってみせた。
なんかでも…違う。
Aちゃん、オレ達のことより、別のヤツの事考えてる。
なんとなくだけどわかった。
まるで恋をした女の子みたいに。
オレ達の先で、別の何かを見てる。
ねぇ、Aちゃんは今、誰を見てるの？
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Aside
コウくんたちに心配をかけていたらしい。
なんか、元気づけられた。
ほんとうは、ことあとが心配なわけじゃない。
そう、みんな怪我しないって知ってるからいいんだよ。
心配なのは…
ライトくんが私を見たら怒るのではってこと。
彼もコウくんと同じで普段怒らないからこそ怒らせたら怖い。
もちろんほかの人も怖いが。
だから逆巻兄弟はせめて明日までは会いたくなかった。
特にライトくんは本当にいろんな意味で会いたくなかった。
さっきの事を振り返れば分かってもらえるだろう。
だからどうしたものか…と頭から離れないわけだ。
「A、行くぞ」
「あ、うん！」
車から降りればアニメで見た場所っぽい高い所。
ここからなら確かに良く見える。
「あ、来た…」
何気なくみたほうから走ってくる一台の車。
こんなところを通る車はそういない。
私が呟いて数秒後。
そこからはあっという間だった。
使い魔が逆巻家の車を攻撃して車がひっくり返る。
車が落ちる瞬間逆巻さんたちが車から出たのが見えた。
もちろんあの子も。
「イブ」
隣から静かに聞こえたルキくんの声。
まるでその声が聞こえたかのようにこっちを見るイブ。
それに気づいてこっちを向いた彼らの中に驚いてる人物が一人。
明日は面倒な事になりそうだ。
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーヴァンパイア
無神ルキ
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梔子(プロフ) - わらわらさん» コメントありがとうございます。行き詰まってしまっているのでたまに読み返してしっちゃかめっちゃかしてるなとはおもいます。笑 ただ、書き直すとかなり内容が変わってしまうのでもし読み進めていただけるのであればこのまま読んで頂けたらと思います (2019年1月8日 10時) (
レス) id: f650fd1707 (このIDを非表示/違反報告)
梔子(プロフ) - れんすけさん» 返信遅れてすみません！もう少し文字数減らして読みやすい感覚にできるようにしてみます(汗) (2019年1月8日 10時) (レス) id: f650fd1707 (このIDを非表示/違反報告)
わらわら - 主人公イキり過ぎでしょw (2019年1月8日 10時) (レス) id: 091d3f1fea (このIDを非表示/違反報告)
れんすけ - 字が詰まってて読みづらいです… (2018年3月12日 15時) (レス) id: 4bd8d4113b (このIDを非表示/違反報告)
汐子 - まって苗字一緒www 宮野ww宮野ww (2016年10月23日 3時) (レス) id: 693e560875 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梔子 | 作成日時：2016年5月5日 16時
