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南美side

私はいつも変わり者扱いを受ける……


ただ一人でいることが、好きなだけなのに…………………



本を読んで夢見ることに、何かいけないことがあるの?



私はただ、本の中の世界に憧れて、動物と話せる人に成りたい!と思って、


超能力が使えるように成りたくて、こんな退屈な世界が嫌で………………




きっと何か面白いことがこの世界にあると、信じて、今日も図書館に入り浸る。




高校生になった今、隕石衝突とか、怪獣が現れるとか、能力が目覚める、とか、二次元にトリップとかそんな非日常が起こるようなことはなく……………………




ただただ平凡に過ごしていた……………




あぁ、そういえば、しつこく付きまとってくる男子がいたなぁー





この学校でもモテているらしいが私にはただの気持ち悪い人にしか思えないのだ……………………






あり得ないくらいの、非日常に憧れて、私は今日もファンタジー系の本を開く。




この本は美女と野獣と言う本だ。





結構なお気に入りの本で英語の原作も読めるように、英語の勉強にも、力を入れている。




あぁやっぱりここの野獣と一緒に暮らして、心を開き始める、そんなところが大好きだなぁ〜




こうやって図書室の窓辺の席から、ちょっと奥の森が顔をあげると見えるところで、本を読みあさる。



一番ベストだろう。




こうして今日も現実逃避を始めるのだ…………






少女は非現実を望みながら…………………

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作者名:瑞希 | 作成日時:2016年2月14日 14時

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