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楯岡 (名前)は、普通の女の子。






“あれ”が見える以外は。




HR「そろそろ俺の彼女になりなよ」




「無理。だって、温斗とは、繋がってないでしょ」






HR「また“糸”の話?」











私、見えちゃうんです。






……運命の赤い糸。






右手の小指から伸びた、細い赤い糸。










その先は……――





「……見つけた。運命の人」







AS「は?バカ?」




やっと見つけた相手は、パパの再婚相手の息子。






義兄の朝光







HR「繋がってなくても、俺は(名前)が好き」








そして、ずっとそばにいた幼なじみ。

渡辺 温斗




HR「俺は、家族ごっこなんかするつもりないから」






第一印象は、最悪。







でも。







HR「大丈夫。俺しかいないから、泣いても」





私たちはきっと、恋をする前提で出会った。








✩.*˚







HR「赤い糸、結んであげるからこっちおいで」






好きじゃない、まだ。






でも、恋になる。きっと。執筆状態:更新停止中






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作者名:わたなべです。 | 作成日時:2023年10月4日 14時

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