誤解 ページ14
中「でも彼奴は俺に決めろと云った。俺の中でAを金額にするなんて出来ねぇよ。お金なんかでAの価値を俺が決めてしまうのは厭だった。だから彼奴が金よりももっと望んでる物にした。それこそ彼奴にとっては金額にならないものを、な。それがあの死体になる訳だが」
誤解はとけたか？と優しく聞かれる
A本当に、私が貴方の妻なんですか
中「嗚呼、勿論。世界で手前だけしかいねぇよ」
中「こんなにも愛しく想うなんてA以外出来ねぇな。Aが望むなら何度だって云うぞ？」
『好きだ、愛してる』
中「…ってな」
ニカッと笑う中也
中「なんなら思い出も語ってみせるか？出会った時のこと、再開したこと、結婚の時のこと、出かけた時のこと」
Aだ、大丈夫、です
中「そうか。…ま、という訳だ。一気に受け止めるのは難しいかもしれねぇが、これからゆっくり理解してくれたら嬉しいから、焦らず過ごしてくれたらいい」
Aごめんなさい。ありがとうございます。
中「謝んなくていい。状況をよく考えればこうなるのも必然的だしな」
中「さて…髪、乾かしてる途中だったな。ほらよ」
とんとん、と前の場所を軽く叩く
そこに座れば温風と手
昨日と変わらず声をかけ続けながらしてくれてあまり怖くない
…あぁ、ただ優しいだけじゃなくて、本当に愛してくれているのだと実感した
寝る前に今日も中也は傷を確認し、
応急処置だけでも矢張りしておくか。と云われ
見えないところからくる手への怖さと痛みでぎゅっと目を瞑る
中「大丈夫、大丈夫だからな。もう少しだけ、我慢な」
暫くして＿目を開けてみれば時計の針はそこまで進んではいなかったが＿手当が終わり、一緒に寝た
中「御休み、A。もう一寸落ち着いたら診てもらおうな。」
頷き、私は目を閉じる
そのままだんだん眠りへとおちた
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長音_chinon_(プロフ) - りんさん» いつもありがとうございます！！これからも頑張りますね！記憶はまだ戻ってないですね…きっといつか… (2019年8月17日 0時) (
レス) id: a14d8293f8 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてますよかったです(´；ω；`)記憶がまだなんだ……(´；ω；`)(´；ω；`) (2019年8月16日 23時) (レス) id: bd39a087a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：trbyukki | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/trbyukki14/
作成日時：2019年8月16日 23時
