結末 ページ24
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あの後、薬研に連れられ政府へ戻った。
全てを見ていた3振りはおかえり、とだけ言ってお茶を出してくれた。
そして、東雲本丸の初期刀以外の刀たちは全員政府の刀になった。
政府で一定期間保護し、そして様々な部署へ配属されるらしい。
どこかであったらその時はよろしくしてくれ、とあの本丸の薬研藤四郎に言われ握手を交わした。
｢...さて、薬研何食べたい？｣
一通り記録を書き、3振りと共にマドレーヌを食べていた薬研に問いかける。
｢大将、あんたショックじゃないのか？｣
｢そりゃショックだよ。だけど、みんな生きてる。それに、初期刀の彼の意志をしっかりと継いでくれるって約束もしたからね。｣
｢...そうか。｣
｢まぁ、主こんな感じだから慣れて？｣
加州は出前カタログを薬研に渡し箸の準備をし始めた。
｢じゃあ.........カツ丼で。｣
出前を届けてくれたのは、長義たち御用達男士食堂の歌仙兼定だった。
｢僕のカツ丼を頼んでくれるなんて君たち雅が分かるね｣
漬物に味噌汁、そして甘味が乗ったお盆を置いてくれる歌仙。
｢旦那、多分もうすぐあんたの同位体が食堂に入ると思うぜ！｣
｢そうかい、それは嬉しいね。｣
桜を舞わせた歌仙は、長義の出してくれたほうじ茶を飲みながら食べる姿を眺めている。
｢歌仙の料理って定期的に食べたくなるんだよね〜...出汁がひたひたで美味しい...。｣
｢全くもってその通りだ。漬物もパリパリしていて最高だしな｣
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東雲本丸
無理な出陣を確認。調査願う。
刀剣男士 薬研藤四郎
転移番号 64302
Re: この件につきまして
初期刀、歌仙兼定の破壊を確認。
それ以外は精神状態も安定しており、本丸の消滅、刀剣男士の保護の方向で検討。
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作者名：名無し子 | 作成日時：2024年2月20日 1時
