不安でいっぱい ページ23
なんで…としか言えなかった
目の前で刺される姉ちゃん
明らかに初めから狙ってたと言っても過言ではない…
マサイ
「ね、姉ちゃん！？」
ぺけたん
「姉ちゃん！！」
声を出した時には、もう遅かった
刺されても尚
お腹を抑えて、俺らの方へ懸命に足を進める
マサイ、ぺけ
「「姉ちゃん！！」」
倒れそうになるところを受け止めた
ぺけたん
「姉ちゃん！しっかりして！姉ちゃん！マサイ！救急車！」
姉ちゃんの口から血が流れる
パクパクと口が動いている
ぺけたん
「何？姉ちゃん…」
『こんな…姉ちゃんで……ごめんね……』
ぺけたん
「姉ちゃん…？姉ちゃん！姉ちゃんってば！」
マサイ
「はっ……ね、姉ちゃ…んが…はぁっ……はぁ……」
ぺけたん
「マサイ？」
マサイが過呼吸を起こしていた
状況が状況だ…
マサイの手には電話をかけようとしていたんだろう
画面が着いたままで、震える手から地面に落ちた
ぺけたん
「借りるよ！……もしもし！救急車お願いします！お腹の辺りを刺された人と…過呼吸を起こしてる人が…はい！ば、場所は……」
落ち着いてください。と何度も言われた
落ち着こうとしたけども、無理だった
パニック状態の中…必死で考える
ぺけたん
「姉ちゃん、もう少しで救急車来るからね！」
着ていた上着を当てて、少しでも止血を…
ぺけたん
「マサイ！ゆっくり深呼吸してね。すぅー、はぁーって」
マサイ
「す、すぅっ……かはっ……はぁ……」
ぺけたん
「そうそう。ゆっくりね」
マサイ
「す、すぅー…は、はぁー……ケホッ……ぺ、ぺけ……姉ちゃんは…？」
ぺけたん
「救急車呼んだから…」
まもなくして救急車が到着した
「大丈夫ですか？」
マサイ
「は、はい…大丈夫です…」
姉ちゃんは、ストレッチャーに乗せられ中へ
俺らも乗り込む
マサイ
「ぺけ…姉ちゃん……死んじゃうの…？」
ぺけたん
「ううん…死なないよ……大丈夫…ぜったい大丈夫だから…」
マサイと目が合う
不安でいっぱいだ
俺もそう…
もっと早く行っていれば…
姉ちゃんが刺されるなんて…
庇えたはずだったのに…
シルク
「おーい。どうした？」
モトキ
「今日、遅い？」
スマホにはシルクとモトキから連絡が来てた
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ミライ(プロフ) - うささん» こちらこそ！リクエストありがとうございました！ (2019年10月22日 20時) (
レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
うさ - ありがとうございました！！ (2019年10月22日 19時) (レス) id: ef9cb00822 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - うささん» 了解です！ (2019年10月22日 14時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
うさ - ありがとうございます！全員の方が嬉しいです！ (2019年10月22日 13時) (レス) id: ef9cb00822 (このIDを非表示/違反報告)
ミライ(プロフ) - うささん» 了解です！ありがとうございます！全員の方がいいですかね？ (2019年10月22日 12時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミライ | 作成日時：2019年10月1日 9時
