呪われし刀剣女士【刀剣乱舞】 (ページ26)

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行方ページ26

朝起きる

隣にAは居なかった

昨日俺があんなこと言ったからだな…

光坊たちの部屋に居るだろう

鶴丸国永
「おう、おはよう」

大倶利伽羅
「おはよう」

太鼓鐘貞宗
「おはよう！あれ？Aは一緒じゃないのか？」

鶴丸国永
「いやいやそいつは俺の台詞だな。昨日ちょっと言い合っちまってな…俺の部屋には来てないから、光坊たちのこの部屋にいるだろうと思ったんだが…居ないのか？」

大倶利伽羅
「居ないも何も、昨日の夜から全く見てないぞ」

鶴丸国永
「伽羅坊、そいつは本当か！？」

燭台切光忠
「鶴さん、おはよう。凄い声が聞こえたけど…「光坊！Aが居なくなった！」何だって！？」

大慌てで本丸中を探す

加州清光
「Aが居なくなったって！？」

大和守安定
「それ、本当なの！？」

薬研藤四郎
「大将に聞いてみたらどうだ？」

階段を駆け上がり、主の元へ

鶴丸国永
「主！Aが見当たらないんだ！どこに居るか知ってるか？」

何度聞いても、答えないとの一点張り

知ってはいそうだが、教えてはくれないようだ…

……

鶴丸国永
「(ずうぅぅん…)はぁ…」

燭台切光忠
「伽羅ちゃん、貞ちゃん。鶴さんがあんなに落ち込むなんて、今まであったかい？」

太鼓鐘貞宗
「見たことないな」
　
大倶利伽羅
「Aが居ないことが、相当ショックらしいな」

燭台切光忠
「鶴さん。ほら、ずんだ餅作ったよ！」
　
鶴丸国永
「あぁ……。何処行ったんだよ…A…」

燭台切光忠
「きっと帰ってくるよ。いつも通りで過ごそう、そうすれば帰ってきた時、心配かけなくて済むだろうし」

大倶利伽羅
「いつものお前でいればいい話だろ」

太鼓鐘貞宗
「A帰ってきたら、何処行ってたんだ！って言えばいいし！」

隣に居ないのが寂しいが…

光坊たちの言うとおりだな