呪われし刀剣女士【刀剣乱舞】 (ページ2)

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顕現ページ2

刀がデカいのか

この子が小柄なのかわからない

俺達をゆっくりと瞬きしながら、その目に捉える

首や腕、足の包帯はなんだ？

いや、そもそもなんで桜が黒く染まった？

それに、この雰囲気はなんだ…？

考えてると

鶴丸国永
「ん？…おっ！な、なんだ？」

『……』

俺のことをじーっと見る刀剣女士

いや、まだ女士と判別するのは…

『……』

まるで観察するようにじっくりと俺のことを見る

『…白』

声を聞いてわかった

明らかに女士だ

鶴丸国永
「白？」

『服も…髪も…睫毛も…』

鶴丸国永
「そりゃぁ、鶴だからなぁ」

『…鶴？』

左右で違う瞳のうち、赤い瞳がはっきりと俺を捉える

鶴丸国永
「っ！」

鶴に相応しい、綺麗な赤い瞳

鶴丸国永
「綺麗な瞳だな」

『……綺麗じゃない。醜いから…』

鶴丸国永
「君はそう思っても、俺は綺麗だと思うがなぁ」

『……』

鶴丸国永
「どれ、本丸を案内するぜ」

燭台切光忠
「鶴さん、僕たちも行くよ。ね？伽羅ちゃん」

大倶利伽羅
「馴れ合うつもりはない」

さーて、聞きたいことが山ほどある