不死川兄弟とご近所付き合いしてみませんか？

お隣さんと買い物 ページ4

テキパキ仕事を終えて、定時退社

会社最寄りの駅が終点且つ始発駅だから、帰りは座れる


『やっと帰りだ。帰ったら何食べようかな。明日
週末だから、スーパーに行って食材買っとかないと』


スマホを見てレシピをいくつか見る


……


『あ…もう降りる駅』


うとうとしてたらあっという間にマンションの最寄り駅

先にデパートに行っておはぎを購入

もはやこれは必須

次にスーパーに行って、カゴを取って


「『あ』」


……


実弥
「夜咲さんも、ここ来るんですね」

『近いですし。よく来ますね』

実弥
「何か作られるんですか？」

『夕飯と、来週の朝食の作り置きですね』

実弥
「作り置き？」

『はい。作っておくと朝が楽なんですよ』


ちらっと見た不死川さんのカゴの中には
・もち米
・小豆
・砂糖

しかも量多め


『もしかして、おはぎ作られるんですか？』

実弥
「はい。店のも美味いんですけど、自分で作るのが1番美味くて」


そういえばほんのり甘い香りがするとか、しないとか


実弥
「あ、そうだ。夜咲さんもおはぎ食べられます？」

『は、はい？まぁ、食べますよ？』

実弥
「よかった」

『よ、よかった？』

実弥
「いつも作りすぎちゃうんで、良ければおすそわけしてもいいですかね？」


まさかのお誘い

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