何かあったお隣さん ページ15
実弥side
本当に偶然だったけど、出て良かったって思う
なんで夜咲さんがこんな怪我をしてるんだ?
実弥
「夜咲さん!わかりますか!?」
雨に打たれたのか、冷えきってる身体
額や腕、足からは流血
何かあったことは100%だった
こういう時…
『大丈、夫…です……ふらつくだけで…』
実弥
「だめです!身体を暖めましょう!傷の手当もします!部屋の鍵を開けてもらってもいいですか?」
鍵を受け取って、「失礼します」と思いつつ鍵を開ける
実弥
「玄弥!ちょ、手伝え!救急箱持ってこい!」
夜咲さんを運び、玄弥に荷物を運び入れ、救急箱持ってくるように指示
とりあえず
実弥
「着替えて貰えますか?そのままだと余計に冷えちゃうと思うので。あ、キッチン借りますね。お粥作っちゃいます」
『わ、わかりました…』
壁に手をつきながら部屋着かパジャマかに着替えに行っただろう夜咲さん
冷えきってるから…卵と生姜を入れよう
少しでもあったまるように
『き、着替えました…せ、洗濯は自分でやります…』
実弥
「わかりました。まずは横になりましょう。お粥がもうすぐで出来るので熱測りつつ、怪我の手当をしましょう」
『た、体温計…』
ベッド行くのもきついのか、ソファに横になった夜咲さん
実弥
「玄弥、手当任せていいか?」
玄弥
「わかった!」
お粥を運ぶ時には、額、腕足にガーゼが貼られていた
玄弥
「捻ったようなのどうすりゃいいかな」
実弥
「俺がやる。ありがとな。夜咲さん、足触りますよ」
『いっ…!』
実弥
「少しキツく結びますね。冷やしときましょう」
ビニール袋に氷と水を入れ、夜咲さんの足首に乗せる
ピピピピ
『38.6…』
実弥
「アウトですね。明日はお仕事休んでください。てか、こんな怪我で行ったら驚かれますよ?」
『……ですね。あ、お粥…自分で食べれますから…』
実弥
「わかりました。ここに置いておきます。まだまだ沢山あるので、食べてくださいね」
『ありがとうございます…不死川さん…何から何まで…玄弥くんも…』
実弥
「いえいえ」
玄弥
「お大事に!」
帰ろうとした時
『あの…少し居て貰えますか……』
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ミライ(プロフ) - 鯛焼きちゃんさん» ありがとうございます!そう言ってただけで嬉しいです! (2022年10月28日 16時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
鯛焼きちゃん - コメント失礼します。程よいスピード感あって、この作品本当に大好きです!更新頑張って下さい!応援してます! (2022年10月28日 16時) (レス) @page16 id: 3ef60188c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミライ | 作成日時:2022年10月21日 18時