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にゃー(そらる)激甘 ページ3

そらるside
解せぬ。
最愛の彼女が、今子猫と遊んでいる姿が。あまり感情の起伏がない彼女がこんなにも笑顔で子猫と戯れている。

……心の中で黒いものが渦巻く。

こうなったら、近くにあるぬいぐるみを手に取る。
遊んでいる彼女の隣に座る。

A「……?どうしました?」

普段あまり隣に来ないので、不審がる彼女。

俺はぬいぐるみで顔を隠して、こう話した。

そ「……にゃー。」

俺が持っているのは、黒猫のマシュマロみたいな触り心地の猫のぬいぐるみ。
彼女は、キョトンとしたが、クスリと笑いのってきてくれた。

A「こんにちは。お名前は?」
そ「そらにゃ……」

段々恥ずかしくなってきたが、彼女が、猫を片手で撫でながら俺の頭をわしゃわしゃする。

A「よしよし。構ってくれなくて拗ねた?」

ニコニコ微笑みながら、頭をずっとわしゃわしゃする。

そ「……にゃー。気持ちいいにゃ。もっとしてくれにゃい?」

A「そらるさんが甘えてくれるなんて珍しいこともあるんですねぇ……」

すると彼女は、子猫を持ち上げて顔の前で止めた。

A「にゃー。そらにゃさん。いつもありがとう。大好きです。」

彼女が照れているのがよく分かる。俺はぬいぐるみを置いて、彼女から子猫を取り上げる。にゃんこは、にゃーとひと鳴きし、毛づくろいを始めた。

そのまま彼女を抱き締める。
そ「……俺も好き」

彼女は笑いながら、俺の背中に手を回して抱き締め返してくれる。

その反応が可愛くて。
愛おしくて。

そのまま彼女の方に体重をかけて、押し倒す。

少し起きあがり、彼女の額にそっとキスをする。

子猫が近づいてきた。

彼女にスリスリと寄ってくる。

彼女を狙うライバル関係。

にゃんこと見つめ合う。彼女が起きあがり俺の頬に触れるだけのキスをした。

A「……仕返しにゃ。」

照れたように言う彼女にどんどん堕ちそうになる。

子猫を抱えて、彼女を抱き締める。2つの温もりを感じながら、彼女に今度は唇にキスをする。

のんびりな休日も悪くない。

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味付けのり(プロフ) - りこさん» きゃー!!コメント気づいてなかったです!ごめんなさい……。更新頑張ります!!! (2020年2月4日 15時) (レス) id: e8088cc444 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - あけましておめでとうございます!更新がんばってください! (2020年1月1日 11時) (レス) id: a25fb80203 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:味付けのり | 作成日時:2019年7月24日 22時

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