エレベーター・ラブ・ストーリー

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何言ってんだこの人…









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北「ぶっ…くくく。」





『なにいってるんですか！！！』








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この人は馬鹿なのかね？




北山くん吹き出してるし…。








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玉「別に思ったこと言ってるだけ…」




『はぁっ！？』








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思ってること…って



そんなマジトーンで言われても…。








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北「くく…」




『もう！！いいです！！！』









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考えるだけ駄目だ…


自滅する。









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そう言うと玉森さんは




あ、そう。と真顔で私に告げ…

デスクに向かっていった。









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なんなんだなんなんだ。









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『なんなんですか…』









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脳内掻き回すだけ掻き回して…




私の事どう思ってるのかさえも分からないし









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顔が赤く染まるのも…



気の所為だと思いたいのに……。








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『これじゃあ駄目だ…』





北「…大変な人好きになったね」





『本当ね』









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そのせいで…



北山くんが悲しい顔なのも









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気付かないままだった。

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