天才×アイドル=… (ページ7)

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#42　3度目のバスラ　2022/9/26更新ページ7

ゾクゾクする。そう、この感覚だ。
私は今、横浜アリーナにて直前リハーサルをやっていた。
目の前で踊っているのはAKBでの元同僚で乃木坂のレジェンドの生駒里奈さんだ。
久しぶりに目の前で踊ってる姿を見てるけど、ブランクを感じさせない凄さだったり存在感だったり。
まだまだ勉強しなきゃいけないこといっぱいだなぁと。
そしてリハーサルが終わり。もう本番だけというとき。
生駒「よっ、朱乃ちゃん！」
朱乃「生駒さんお久しぶりです…！」
生駒「前みたいに生駒ちゃんって呼んでよ、よそよそしいじゃん笑」
朱乃「もう言えないですよ〜笑」
生駒「そういえば、アルノちゃん、だっけ？どこに行ったか知ってる？」
朱乃「私の後ろにくっついてますよ？」
生駒「わわっ！本当だ、！笑」

そのまま生駒ちゃんはアルノを連れて行って色々話した、らしい

そして、ライブ終了後
朱乃「、はぁ…」
生駒「朱乃ー？」
朱乃「生駒さん…？」
生駒「朱乃とも色々話したいんだけど、今大丈夫？」
朱乃「空いてますよ」

生駒「ごめんね？私が兼任とかしたからこんなことに…」
朱乃「いえ、そんなことないです…」
生駒「…さっきからずっとよそよそしいじゃん、他人みたい」
朱乃「すみません…」
生駒「それで？どうするのこれから？」
朱乃「兼任のことですか？」
生駒「うん、私と違ってもう2年とかやってるじゃん？しかもレギュラーまで持ってるし。もう離れるの辛いんじゃないかなって思って」
朱乃「、、、辛いです」
生駒「でも色んなところではAKBに戻るって言ってるじゃん？いつかはって期限決めてないけど」
朱乃「はい」
生駒「色々たくさん仕事来てもできちゃうからこのままでもいいかもしれないけど…そろそろ…決めていいんじゃないかな」
朱乃「そうですよね」
生駒「もちろん、5期生の番組持ってるからもう少ししたらになると思うけど、中途半端な気持ちでいるよりはいいのかなって」
朱乃「すみません、今は決められないので…じっくり考えてから決めますね」
生駒「考えすぎて思い詰めないようにね」