Addictive Love3 (ページ7)

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彼氏のお出迎えページ7

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解散の合図がかかって、軽いミーティングや反省会をしてから家に着いたのは午後1時半を回った頃

先程までのラジオで未だアドレナリンが出まくっているせいか、24時間ほぼ寝ていないのに全く眠くない自分に我ながらびっくり

太輔がうちに来るのは夜の8時で、あと何時間もそれまでに時間があるから夜に備えて軽く寝ちゃおうかな

あ、でもその前にシャワー浴びなきゃって色々お風呂セット諸々用意してたら、携帯の通知が鳴った

「行きたいとこあるから寒くないようにしといて」

って太輔から。

それにうさぎのOKというスタンプだけ返して、脱衣所へ向かう

シャワーを浴び終えてベットに入ると、やっぱ体は疲れていたのかあれだけ眠くないと思っていたのにスーッと寝落ちてしまった

思ったより深く寝てしまい、慌てて起きて携帯のロック画面で自国を確認すると既に17:56と表示されている

前もって考えておいた今日の服を全部変更し、フリルやショルダーカットが可愛いホワイトベージュの○○○の上にライダースを着た

メイクもいつもより入念に施し、いつもより何倍も丁寧に髪を巻く

最後にお気に入りの香水を数プッシュして、高いヒールを履いたところでタイミングよく「着いた」と一言LINEが届いた

それに今行くと一言返し、エントランスからエレベーターで下に降りた先にある地下駐車場へ着くと一際目立つ黒塗りの高級車

中にいた太輔が私に気付いて車の中から出てきた

「ごめんね、おまたせ」

「いーえとんでもございません」

と、助手席のドアを開けてくれるのは流石紳士

車に乗ると、久々に感じるこの太輔の車の香り

置いてあるディフューザーと太輔の香りが混ざってすごい好きなんだ～ここの匂い

「ところでどこに行くの？今日」

「ん？秘密」

「えーそういう系？」

「なにその女子高生みたいなの(笑)」

その言い方だと私がおばさんみたいじゃん

まあもう立派なアラサーなんですけどね

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