夜兎兄妹の姉は双黒の知り合い (ページ8)

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墓参りページ8

ＮＯside
神威を壁から救出した後神優と神威は母親である江華の墓参りに来ていた

母親の好きな花をもって

『お母さん、墓参り遅くなってごめん。やっとただの家族に戻ったよ』

神優とは対象に神威は何も言わなかった
でも神優にはわかっていた神威は心の中でたくさんのことを母に伝えていると

墓に花を添え立ち上がる

威「姉さんはこれからどうするの？」
『神威の怪我が治るまでの間は第七師団で世話になろうかな』
威「じゃあ行こっか」

・

神威は第七師団の戦艦に神優は自分の小型船に一度戻った

小型船を第七師団の戦艦に入れさせてもらい

船を降りると神威と阿伏兎が待ってていてくれた

『この後どこか行く予定とかあるの？』
阿「いや、狙われてる身だからな。しばらくはゆっくり出来そうだ」
威「姉さん、食堂行こ。俺お腹減った」

in食堂
『広いね』

3人並んで席につき食事を始める

『神威よくそんなに食べれるね』
阿「おかげで食料庫がいつ尽きるか冷や冷やしてるぜ」
威「姉さんは全然食べないね。遠慮しなくていいんだよ」
『神威と同じ量を食べれないわけじゃないけど、私も一応女だから体型は気にしなくちゃいけないから』
阿「嬢ちゃんは細すぎだ。もっと食べないと倒れちまうぞ」
『そうでも無いんだよ、昔ムカつくチビ帽子にチビデブになるぞって笑われた』

食事を終え阿伏兎は部屋に戻り神威と神優は神威の部屋に向かっていた

『部屋で何するの？』
威「ちょっとお願い」
『？』

部屋について神優が思ったことは殺風景な部屋だということ

最低限の物しか置いてない

『それでお願いって？』
威「ここに座って」

神威が指したのはベッドだった
神優が言う通り枕の近くに座ると神威が膝に頭を置いた

『どしたの？甘えたくなった？』
威「洛陽で神楽にされたんだけどやっぱり姉さんのほうがいいや」

しばらく神威のされるがままにしたいたら寝息が聞こえ眠ってしまっていた

『お疲れ様、おかえり神威』

神優は微笑むと神威の頭を優しく撫でた
心做しか神威の表情が緩んだ気がするのはきっと気の所為