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ころんside
今日僕はいつも寝坊ばかりしているけど
そうはいかないんだ
これでも一応勉強に対しては真面目君なので
学校に忘れたレポートを取って朝のうちにやるっていう試練があった
たくさんの目覚ましを使って
いつもは絶対に起きない5時に起きる
なーくん達を起こさないように
そーっと準備をする
こんな時間、僕学校独占出来ちゃうんじゃない?とか
変なこと考えながら電車に乗る
しばらく通学路を歩いていると、
普通は絶対にいないはずの時間なのに
1人、同じ制服を着た女の子がいた
あれは、絶対に古川さんだ
スカートが膝下まであるから。
大体の女子はスカートを折り曲げているのに
1人だけ
古川さんだけは折り曲げていないと有名だった
姿勢がいい
僕は、いつの間にか話しかけていた
お話してくれますか?って聞くと
普通に断られる
この機会を失いたくない
僕は、1年生の頃から古川さんとお話してみたかった
こ「あの、僕苺谷ろんっていいます。よく友達からはころんって言われます。名前だけでも覚えてください」
必死すぎたのか
普通に笑われた
しかしこうやってみると
めちゃくちゃかわいい
古川さんの名前を僕は当てた
知ってたしね
なんで?と聞かれて
こ「一応去年同じクラスだったんだけど」
と言うとびっくりしていた
やっぱりか〜とついつい言ってしまう
毎朝、この時間に登校してるらしい
僕は君と話せるなら
早起きも悪くないな
なんて
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作者名:しろ | 作成日時:2018年8月29日 22時