ユウキの過去編〜21〜 ページ41
作者のお知らせ
ユウキの年齢、間違えました。これは12歳のときの話にさせていただきます。
出会った頃から好きだったけど気づいたのは12歳の時だった....みたいな。
なので、まえの話も少し訂正しました。
良ければ〜20〜からお読みください。
_________
はぁ....
今日も疲れた。
もう8時だ。今日のご飯なにかな?
母には疲れた素振りなんて見せてはいけない。心配はかけられない。
そう思いながら家の前の階段をのぼる。
すると目の前には俺の家の前に立つAがいた。
A『あーユウキ君!』
ユウキ「....え?」
こんな時間に来るはずがない。一番会いたかった人が目の前にいる。
A『ねぇ、ユウキ君!私ね、ユウキ君の行っている、塾に体験入学することにしたんだ!!』
は....?
まさかコイツこれだけを伝えにこんな時間にこんなところまで来たのか?
相当のバカだコイツ←
A『あ、じゃあまた明日からよろしくね!バイバイー!!』
ユウキ「おい待て、お前それだけを伝えに来たのか?」
A『うん←』
ユウキ「....めんどくさいやつ。もうこんな時間だし送る。」
あたりは暗かったが不思議と怖くはなかった。
8時くらいに歩いている人もおらず、空を見上げれば星がたくさんあり、月明かりが自分たちの通る階段を照らしてくれる。
ふと、今日の出来事を思い出す。
____「やっぱりユウキって名前おかしいよ」
_____「何でそんな名前なんだよー。お前顔もちょっと変わってるしな」
自分の名前はそんなにおかしいだろうか。友達が出来ないのもそのせいだろうか。
『__君!___君!ユウキ君!?』
ユウキ「あ、...なに?」
A『さっきからボーッとしてたよ。どうしたの?元気ないよ。何かあった?』
Aが優しく問いかける。ホッと暖かい気持ちになる。
コイツといるといつもこんな気持ちになる。
ユウキ「あのさ...俺の名前って変だと思う?」
聞いてしまった。もしAにまでなんか言われたらどうしよう。
Aは正直なやつだ。嘘はつかない
長い沈黙が流れたあとAが口を開いた。
A『私ね、ユウキ君の名前は凄くいいと思うよ。優しそうで...大好きだもん』
みるみるうちに顔が赤くなってしまった。
それと同時にホッともしたし、
この気持ちの正体も分かったかもしれない。
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作者名:星空燈佳 | 作成日時:2016年1月5日 18時