【銀オフ】ヘキサゴンlove！【青砥・降矢兄弟】

sketch５５　ＧＯ☆ＧＯ ページ17

うざいうざいうざいうざいうざい・・・

先程から脳内でリピートされ続ける

この言葉

顔に出ないように成るべく抑えてるつもりだったが・・・

リ「うわ、怖！ちょっとその顔止めなって」

と篠宮のヤツが腹を抑えながら言ってくる

本当に怖がっているのではなく

どうやら今の俺の顔がツボにはいったらしい

・・・たく、笑いのツボが可笑しいんだよな

コイツは

リ「怖くて壊れた和ッサん・・・これイケンじゃね！？

ガハハハハ！！！」


おまけに変な駄洒落まで考えやがる

俺がお前のツボにはまるなら

お前は俺の怒りの的だよ


リ「・・・でも和ッサんの気持ち分かんなくもねーや」

先程までの飄々としていたのが嘘のように

真面目になる篠宮

俺は青砥(の野郎)から視線を篠宮に変えた

いつもと変わりない雰囲気だが俺にはわかった

いつもとオーラが明らかに違う

リ「悪口じゃないけど・・・さ

青砥さん、もうちょっと周りの人

特に自分より明らかに弱い奴とかに対して

あまり望ましい接し方はしてないと思うし」

ボールを見つめてそう言った


俺も、

その態度が気に食わない

＿＿＿だから俺はアイツが嫌いだ

尊敬はしているが、な

リ「でも実力は確かだしね」

篠宮の言うとおり

実力は確かだ。それは認めざるえない

和「・・・だったら俺達がその上に行けばいい話だろ」

ヒューと口笛を吹く篠宮


何時か絶対に・・・

アイツを超えてみせる

リ「上に行こうとして飢えた・・・なんつって！？」

・・・折角の空気が台無しだ

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