ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 外伝

作者がBL風味にしたかっただけの回 ページ6

(露)「おい！退けよ馬鹿！」

(仗)「あぁ？てめェが転んだんだろーがよ！
　 んだよその言い草……」

(露)「煩いなぁっ、頭が痛いんだよ、ふらつい
　 ても仕方ないだろ、」

(仗)「はぁ？寝ろよ承太郎さんに言ってよ、」

体をゆっくり起こしながら、面倒臭そうにこっちを見る露伴。

(露)「……元々偏頭痛持ちなんだ、良くある事だし別に良い、」

(仗)「転んでんだから良くねぇだろ。寝ろよ」

(露)「いいから退けよ馬鹿！！！」

何なんだよこいつ………

舌打ちしながら退く。転けたせいで髪がぐちゃぐちゃだ。

(露)「んっ、ぐ………」

顔を顰める露伴。

(仗)「だから寝てこいって！承太郎さーん！」

大声で呼ぶ。

(露)「おい馬鹿呼ぶな！」

直ぐツカツカと足音が聞こえ扉が開く。

(承)「どうした、」

(仗)「こいつ気分悪いみたいなんで休ませて
　 やりたいんスけど、」

(露)「違うって言ってるだろ！直ぐ治る！」

本当はかなりキている筈の露伴が意地を張って
いると直ぐに見抜いた承太郎さん。

露伴をひょいっと抱え上げ強制的にベッドへ
連行。

(承)「露伴先生、寝ろ。」

(露)「はぁ？嫌ですよ！彼はまだ「寝ろ」……」

靴を脱がされベッドで不満そうに丸まる露伴を承太郎さんが寝かしつけているみたいで、くすりと笑ってしまった。

ほっぺを膨らませてこっちを睨む露伴。

べー、と舌を出すと睨まれる。

暫く拗ねたように丸まっていたが、数分経つと
大人しくなり寝息が聞こえ始める。

滅茶苦茶疲れてたんじゃねぇか……寝顔だけ
天使かよ………

普段からこんな可愛い顔してりゃなぁ…………

ほっぺをぷにぃっと突くと、あぅぅ、と不満
そうに寝返りを打つ露伴。

雪音の事心配してたんだなぁ、と考えてると
承太郎さんに引っペがされ連行される。

(承)「暫く寝させてやれ。お前も眠くなったら
　 寝ろ。わかったな？」

(仗)「ゆっくり寝たんで大丈夫ッス！」

(承)「そうか……雪音は今日中に目覚める。
　 だが………後遺症的な何かがあるかもしれない。完全に元に戻る保証は無い。」

(仗)「……もし、雪音が人間に戻れてなかった
　 らどうするんスか、」

(承)「……………………」

(仗)「承太郎さん、前なら殺すって言ってた
　 のに、もう言わないんスね。」

(承)「……………」

(仗)「雪音の事、大事なんスよね承太郎さん！
　 だったら、だったらよ！」

救う方法を探さねぇと、

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