【刀剣乱舞】本丸が元通りになったので平和な私生活を送りたいと思います【笑えない冗談よし子さん】

KY。笑えない ページ5

……何故だろう嫌な予感がする。


離れに近づくにつれて、何故か人の気配が強くなってる気がするのだ。そんな能力は無いはずなんだけど、気配がすごくあからさま。


入りたくないが、入らなければいちごみるくが食べれない！ストックは全て部屋の中にあるのだ！！

さぁいざ行かん！私の足よ！！




「！あ、」


『……どどどどちらさまですか？』




シャーッと滑らせるようにして襖を開けば、ここの刀剣さんたちであろう人達が待っていた。

……いや、でっかいな？




「よぉ、アンタ妹だろ？」


『……美味しくないですよ！』


「食べないから安心してって！面白い子だねぇ、兄貴！」


「そうですね」




突然声をかけてくるつなぎのおじさんに、着物を着た綺麗な人と、「兄貴」と呼ばれる静かな人。後は何も喋ってないが眠そうに欠伸してる、鎧を着てる人

例外なく皆さん顔が整っていらっしゃって、目のやり場の困る。どこ見ればいいんだよ、これ。




『えっと……その、何用でしょうか』


「そんな警戒しないでよ。アタシ等はアンタに礼を言いたくて来たのさ」



その言葉に首を傾げると、つなぎのおじさんが私の頭に手を乗せた。自分の手よりも明らかに大きい手が、優しく撫でるのを感じる




「嬢ちゃんのお陰さんで、俺達は普通の生活に戻れるわけだ……ありがとな」




なんだろう、なんか、


……この人の声めっちゃ素敵じゃね？(KY)

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