アオギリ ページ35
あの月山の告白以来、仕事ばっかりしてる。
考えすぎて可笑しくなりそうだから他のことで気をまぎらわそうって馬鹿の考え。
...私は最低か
ちなみにほとんどアオギリの仕事。
今もアオギリの仕事中。
敵を倒してます。
アオギリの仕事は余計なことを考えなくて済む。
いや、ちゃんと考える気はあるよ？
ただもう少し後で、頭が落ち着いてきたら、ね...(小声)
「おい、A。 もう終わりでいい」
赤いマスク
いつの間にか敵は倒されていて、私の前には仕事の終わりを告げに来たタタラさんがいた。
『あ、はい、了解です！
...では、帰りますね』
そう言って帰ろうとした時、腕を掴まれた。
ﾄﾞｸﾝｯ
ああ、やっぱり月山のことが頭をよぎった。
腕を掴まれて引き寄せられたことを___
言われた言葉を_____
月山が頭から離れない
「A、顔悪いぞ」
『アオギリの方は私がブスだと言いたくてしょうがないんですねわかります』
月山のことなんて吹っ飛んだわ。
アヤトきゅんの次はタタラさんにまで言われちゃったよ...
「顔色が悪い」
訂正した上で私の突っ込みはスルーされた。
『そうですか？ 気のせいですよ』
自分ではよくわからない。
「Aが気づいてないだけ」
そう言ってタタラさんは私の腕を掴んだまま歩き出した。
『え、ちょ、タタラさん？どこ行くんですか』
「最近どれくらい仕事してる？」
いきなりの質問
『え、えっと、...
昼間にカフェで夜にアオギリの仕事で、
あと他にも少し..』
素直に答えた。タタラさん嘘つくと怒るから。
「寝てないだろ」
鋭く言われた。
確かにその通り、最近はあまり寝てない。
仕事のせいもあるが寝ようとすると月山のことを考えて眠れないのだ。
『...別に元気なんで大丈夫です』
というか...
『あの、結局どこに向かってるんですか？』
「アジト、帰るよ」
『え？！いや、私家に帰ります！自分の家に！』
「......」
無視！？！無視なの？！
そのまま腕は離されずにどんどん進んでいき、アジトが見えるようになった。
『タタラさん！私大丈夫なんで！』
「うるさい」
怒られた！
そしてそのままタタラさんの部屋に連れていかれる。
「ここで少し寝てけ、顔色良くなるまで帰さないから」
ああ、そうか、タタラさんは心配してくれているのか。 でもなぁ...帰らなきゃ
「寝ろ」
『はい』
こうして私は久しぶりにちゃんと眠れたのだ。
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はんばーぐ(プロフ) - おうどんさん» 返信遅くなり本当にすみません...！！！そんな風に言って頂けるとは...！嬉しい限りです(ヽ´ω`)コメントありがとうございます！ (2018年9月15日 3時) (
レス) id: 31ca078cfe (このIDを非表示/違反報告)
はんばーぐ(プロフ) - るぅさん» 返信大変遅れてすみませんんん...！！あああご指摘ありがとうございます！(。´Д⊂) (2018年9月15日 3時) (レス) id: 31ca078cfe (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - この小説 (2018年8月22日 12時) (携帯から) (レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
おうどん(プロフ) - 神ｨ!! (2018年8月16日 17時) (携帯から) (レス) id: 9e44ee148d (このIDを非表示/違反報告)
るぅ(プロフ) - ウタさんの一人称は僕ですよ…僕ですよ…ぼくですよ…(セルフエコー) (2018年6月1日 22時) (レス) id: e718825f4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちーずはんばーぐ | 作成日時：2016年8月31日 21時
