3.優しさ ページ4
ﾄｺﾄｺ…
わたしはいま、みかづきとよばれていたかみさまといっしょにおへやをあんないしてもらっています
『…A…です』
そういったら…
三｢三日月宗近…打除けが多い故、三日月と呼ばれる。よろしく頼む｣
『…いいなまえ…』
三｢真っ直ぐな言葉だな…Aは｣
『みかづきさまも、すごくきれいです』
三｢様はいらぬぞ？｣
そんなこといってもだめです…
かみさまはちゃんとするんだもん
『でも…かみさまにはしっかりしないとダメだもん…』
そうしないと…きらわれちゃう…
三｢俺が良いというのだ、神の許しと思えば案ずることは無い｣
『…じゃあ…みかづき…さん…？』
三｢…名前で良い｣
『みかづき…s…』
三｢あぁ、それで良い｣
『みかづき…みかづき』
わたしは、うれしくて、なんどもなんどもよんだ
てをぎゅっとにぎって…
そうしてると…みかづきのまわりにさくらのはなびらがヒラヒラしていた
『みかづき、はなびら、はなびら！』
てはぜったいはなさず、はなびらをはねながらみていた
三｢これは、名を呼んでもらって俺も嬉しいからだ。そんなに花弁が好きか？｣
『A、おはなすき…いろんないろがある…』
でも…
三｢…？どうしたのだ？｣
『でも…みんな……わらう…』
三｢…お前の仲間か？｣
『…なかま？……いっしょにかよってるこ…わたし…ひとり…』
そう…ほいくえんやようちえんでもずっとひとりだった…
せんせいたちといたけど…
おうちをなんかいもかえてうごいてた…
しらないひとばかり…
おじいちゃんのところにしかこなくなった
それをみかづきにおしえた…
三｢そうか…なら、俺は俺達は…どうだ？｣
そのいみは…
『…イヤじゃ…ない……ここのみんな…いっしょいたい…』
すなおになれた
おじいちゃんといるかみさまが…
はなせるひとがふえた…
やさしいひとたちだな…
ありがとう…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜夏幹(プロフ) - 仕事がくっそ忙しすぎて全然更新してなくてすいません。仕事辞めて、求職中なので、精神落ち着いたら再会します。。。書いてた内容こんなんなんだ……忘れてるwww (2023年4月11日 10時) (
レス) @page8 id: 3d710f5422 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - 更新頑張ってください！！ (2022年3月31日 16時) (レス) @page9 id: 4c69a0ba50 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜澤 | 作者ホームページ：http://123456789
作成日時：2019年8月23日 17時
