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マ「そういう挨拶ってわけではなかった?
言い出せないまま今になったのかと」
「え…」
って俺の方を3人して見てくる…なんて答えよう…
とも「…そういう挨拶ってわけではなかったけど
それくらい真面目にはお付き合いしてます…?」
パ「まゆちゃん良い子だから期待したいなあ」
マ「とも、こんなにいい子居ないよ?」
とも「勝手なこと言わんくていいから!
もう今日は帰るから!」
マ「まゆちゃん、気をつけて帰ってね」
「お忙しい時期にすいません、また来ますね!」
って家を出た
とも「最後の最後にごめん」
「変に否定されて傷つくよりかは良かったかな」
とも「今すぐってわけには無理だけど
のちのち結婚は考えようと思ってます」
「そうなの?」
とも「俺とは無理?」
「いや、私が人と付き合うことに必死すぎて
結婚って考えてなかった」
とも「でも意識はしておいて。稼ぎとか社会人としてまゆちゃんより圧倒的にまだまだだけど頑張るから」
「…いつでも。おばさんになる前にお願いします笑」
とも「仕事頑張ります…」
「ごめん焦らせてないよ笑
とも以外貰い手いない思うし、よそ見もしないし笑
世間知らずだからYouTubeしか生きれないと思う」
とも「本とか脚本とかやってたじゃん」
「あーあれは延命だよね笑」
とも「?」
「1人女でしょ?
誰よりも早く体力も衰えそうだし、限界早いかなと思って体力無しでも出来る仕事を笑」
とも「いろいろ考えてんだね、俺まだ子供だわ…」
「そんなことない。バンドもYouTubeもって二足の草鞋でしょ?ただでさえ私よりすごいじゃん」
とも「新しいこと探そうかな?」
「これ以上才能開花させないで。
いろんなことやってるって発表をわざわざ公演の後にして私も頑張ってますってアピールしようと計算してたんだから!」
とも「え?」
「本当は私がライブ行く予定だったじゃん?
彼氏できて浮かれてるって思われたくなくて
発表を翌日にしてたの、結果行かなかったけど」
とも「…考えすぎ」
「不安なの。ともみたいにかっこよくて才能ある人間と付き合う劣等感?取られるかもって」
とも「それは俺も同じだから。登録者数どんだけ違うと思ってんの?劣等感とかあるよ」
「お互い思ってたの?なんか考えすぎてたかもね」
とも「そうね、どんなまゆも好きよ?」
「それは私も」
とも「よかった、休み明けからも頑張れるわ笑」
同じこと思ってて良かった
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作者名:さくま | 作成日時:2021年9月16日 12時