私、再び戻ってまいりました！４ (ページ25)

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155話ページ25

どうせ５、６年は天女の傍にいるんだろうと思ってた。

でもどうやらそれは違うみたいだった。

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「学園長うぅぅぅぅぅうううう！」

学園長「先生もつけなさい」

「天女が！天女がまた来たんでしょう！？」

学園長「全く･･･治平はまたばらしおって」

「･･････天女は何処に？」

そう聞くと何の表情も変えずお茶をすすりながらこう言った。

学園長「一人で部屋におるわい」

「･･････え？部屋に？一人？」

学園長「今回の天女はちと変わっておる。
今までの様に変な喋り方でもない上に妖術などを使った感じはしないでの」

「･･････でも！！記憶喪失･･････」

学園長「天女はそんなことできそうにないのじゃから、
おそらく伊作の実験ででもそうなったんじゃろ」

･･････天女のせいじゃない？
記憶喪失はまぐれ？

しかも兄上の失敗品のせい？

――でも、学園長先生は何かを隠している。
もうすべてを知っている･･････

そんな感じが受け取れる。

やっぱり元優秀な忍び(仮)だ。
腐っても鯛(((

「･･････分かりました。私も今までと同じで天女に手を出すつもりは
一切ございません故、

一度天女に会わしてください。お願いいたします」

学園長「しかし･･････」

今まで表情を変えなかった人が凄く心配そうな顔をした。
何なんだろう？

「アハハ、大丈夫ですよ。
私は天女に憎まれるようなこともしませんし、きっとうまく接して見せます」

どうしても直接会って確認したい。

もしそれが私の命とりだとしても。

半助「失礼します、あれ･･････A？」

「土井先生！！お久しぶりです！今日は練り物らしいですよ！」

半助「それを言うなぁぁあああ！」

「それじゃ！さようなら！ちゃっかり私は行きますからね☆」

学園長「あっ、コラ！待つんじゃ！･････････ふぅ」

半助「やっぱり行きますか･･････Aは」

学園長「人思いの、見た目に似合わん優しい忍たまじゃからの」

半助「･･････本当に」

　