若き青葉よ 2章 薄桜鬼

番外編　夢の巻 ページ40

○月×日


A「見て!平助!!花火花火ーー!!はやくーーー!!」


平助「マジ!?うわー、きれー」


大きく浮かぶ花火に私は目をかがやかせた。


初めて見た。


こんなにも大きくて、儚くて


でもこんなにも心に響くんだ。


隣に平助がいて、平助と一緒に花火見れてる。


こんな幸せ、いつまで続くだろう


時雨「かーちゃん!俺も入れて!」


A「いいよー?ほい!!」


高い高いをして時雨に花火を見せる


時雨「うわー!きれーーー!!」


平助と同じ言葉を言ってるので、思わず笑っちゃう。


A「なんか、段々平助に似てくるよね。将来魁先生になって、危ないところに一人で飛び出していかなければいいけど･･･(笑)」


平助「なんか酷くねー?」


こんなこと言って笑いあえるって、ほんと幸せ。


時雨「切り傷打ち身にどんな傷でも飲めばぴたりと治る石井散薬!さあさあ飲んでご労じろってねー!」


A「あははっ･･･懐かしいねー!」


平助「石井じゃなくて石田だけどな!」


これからもずっと、3人で暮らしていきたいね。

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