三十三話 ページ33
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気づけば日が落ちていて……スウォン様とジュド将軍が部屋に戻ってきた……慌てて立ち去ろうとするユウノ様をスウォン様が止めて、夕飯までの時間を茶畑の話や鉱山の話、そして、1週間後にすると決まった模擬戦の衣装の話とかをした。
そして、夕食をすませ部屋でゆっくりする……
ス「いやぁー。それにしても、グンテ将軍もユウノさんも面白い方ですよね〜」
「そうですね。ユウノ様のお茶、それに、鉱山で取れた石……全て上手く行けばいいですね?」
ス「……ハルにはバレバレですね。昔っからそうでしたね……」
「はい。これでも幼い頃色々な国の色んな人々を見てきましたから……」
そう言って微笑みお茶を容れる。それをスウォン様に渡そうとしたが、机に置く前にコップを持った手ごとスウォン様の手に包み込まれる……
驚き、手の力を抜きそうになったがスウォン様の手に支えられコップを落とさずすんだ。
ス「でも、そんなハルでもひとつ分かっていないことがある……」
首を傾げスウォン様を見ていればスウォン様は真剣な顔で私を見ていたかと思えば……私の手をスウォン様の方に引く……スウォン様の手が私の手の上から無くなった事によりコップが床に落ちて割れる……
でも、そんなことより、耳に残るコップが割れる音より……
私の唇に触れる暖かい温もりと私を包み込む温もりに……私は思考回路がショートした…………
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遥(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます!スウォンサイドのお話少ないですもんね…分かります……。楽しく読んでくださってて嬉しいです!急な更新停止などあるし、亀さん更新ですが、今後もよろしくお願いします! (2018年5月19日 22時) (レス) id: 8bebfb801a (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - いつも楽しく読ませてもらってます。ヨナと旅に出るお話が多いので、スフォンサイドのヒロインは読んでで新鮮で更新にワクワクしてます。これからも応援してます。 (2018年5月19日 22時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます。違う作品とは暁のヨナの違う話し。(ヨナたちと旅に出るって感じのですか?)という感じですか? (2018年5月19日 19時) (レス) id: 8bebfb801a (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 今書いているこの作品を1度消してもっと違う新しい作品を書いてほしいです… (2018年5月19日 11時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - 天ノ弱な月猫さん» コメントありがとうございます!返事遅くなりごめんなさい!実は行き詰まっていて更新はしてないのですが……また、少しづつでも更新できたら。と思います。更新したら読んでもらえると嬉しいです! (2017年12月28日 23時) (レス) id: 8bebfb801a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遥 | 作成日時:2016年9月11日 20時