三十四話 ページ34
。
あれから1週間……私はまともにスウォン様の顔を見れずにいる……夫婦として当たり前の行為だと言えばそうなのだが……
突然のスウォン様のあの行動にチラリとお姉様の顔がチラついた……スウォン様を好いていたお姉様……なのに、私がスウォン様の妻になって……姉を苦しめているのではないか……なんて考えてしまった……なのに……
ス「アハハ！見てくださいハル！あの踊り面白いですよ！」
なんて、私に笑いかけてくるスウォン様を見ると……何故か苦しい……息が……じゃなくて、胸が……
「ほ、ほんとですね……」
チラチラとスウォン様を見ながらも答える私に不満そうなグンテ様の声がその場に流れる……
グ「確かに、俺は模擬戦に出るはずですが、なんですかこの衣装……」
ス「お祭りの衣装ですよ！今日はグンテ将軍が主役の祭りですからね！」
どうです？髪もポニーテールにしてみたんですよ！なんて、ユウノ様がデザインした衣装と加工された石、そして、髪の毛を見せるスウォン様……
グ「祭りと言え、模擬戦をやるんでしょう。とても戦闘にむいてる格好とは思えん！」
なんて、ジャラジャラとネックレスに加工された石を触るグンテ様……それを見ていれば、ユウノ様が、テント？控え室？とりあえず、会場が見える隅のほうに貼られたテントに入ってくる……
ユ「グンテ様！！やだ！どうしよう！！すっごくすっごくすっごく可愛い！！」
グ「可愛いとか言うな、嬉しくねぇ……」
なんてじゃれ合う二人を見ていればグンテ様がハッとした顔になり、ユウノ様を紹介してくれようとしたが……
ユ「まぁ！まぁまぁまぁ！ハル様も陛下も可愛い！」
グ「いつ知り合った！？」
なんて騒ぐグンテ様に世話役の人が説明する。それを聞きながらも客席から、見てるからねぇーとテントから出ていくユウノ様を見送った……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 123人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
遥(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます！スウォンサイドのお話少ないですもんね…分かります……。楽しく読んでくださってて嬉しいです！急な更新停止などあるし、亀さん更新ですが、今後もよろしくお願いします！ (2018年5月19日 22時) (
レス) id: 8bebfb801a (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - いつも楽しく読ませてもらってます。ヨナと旅に出るお話が多いので、スフォンサイドのヒロインは読んでで新鮮で更新にワクワクしてます。これからも応援してます。 (2018年5月19日 22時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます。違う作品とは暁のヨナの違う話し。(ヨナたちと旅に出るって感じのですか？)という感じですか？ (2018年5月19日 19時) (レス) id: 8bebfb801a (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 今書いているこの作品を１度消してもっと違う新しい作品を書いてほしいです… (2018年5月19日 11時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - 天ノ弱な月猫さん» コメントありがとうございます！返事遅くなりごめんなさい！実は行き詰まっていて更新はしてないのですが……また、少しづつでも更新できたら。と思います。更新したら読んでもらえると嬉しいです！ (2017年12月28日 23時) (レス) id: 8bebfb801a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：遥 | 作成日時：2016年9月11日 20時
