二十ニ項 ページ23
「つまり?」
「そんなことわかるわけないじゃないですか。」
「貴方の好みなんて知りませんよ。」
「私は貴方のこと、ほとんど知らないんですから。」
夢ノ咲学院アイドル科。
二年生。
新たに知ったのはバスケ部に所属しているということ。
明星くんについて、私が知っていることなんてそれくらい。
彼の好みなんてもってのほか。
私は彼のクラスすらも知らないのだから。
「でも俺、犬は好きだよ!」
「え?」
なんの脈絡もない言葉に思わず聞き返してしまう。
「俺、犬飼ってるんだよねー☆」
「大吉っていう名前なんだけど、すっごく人懐っこくて可愛いんだよ!」
あぁ、フランダースの犬の話か。
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にじまつ(プロフ) - ほたるさん» ありがとうございます!かっこよく書けていたならよかったです!ほっとしました…! (2020年4月29日 15時) (レス) id: a21d7afc04 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - スバルくんカッコイイです!!素敵なお話をどうもありがとうございました!! (2020年4月29日 3時) (レス) id: 81bc551826 (このIDを非表示/違反報告)
にじまつ(プロフ) - 髪様さん» ありがとうございます!こんな青春が憧れなんです…! (2020年4月27日 9時) (レス) id: a21d7afc04 (このIDを非表示/違反報告)
髪様 - 綺麗な話ですねえ、アオハルだわあ (2020年4月26日 23時) (レス) id: a311e75dfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にじまつ | 作成日時:2020年4月26日 12時