年の差兄弟。【ars】 part4 (ページ7)

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智side ページ7

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和「ほら、着いたよ～。」

車を走らせ1時間ほどで、

郊外の大きなショッピングセンターに到着した。

潤「にぃー。」

服が引っ張られてる感じがして隣を見ると、
潤くんがお呼びみたい。

智「どうしたのー？」

潤「ん、」

両手を広げて、完全に“だっこしてください”のポーズだけど…

智「まさき～。バギー持って来たよね？」

雅「うん！荷台にあるよ！」

初っぱなから抱っこだと後半キツくなるから、
できることならバギーに乗ってほしいのがおいら達の本音…。

潤「…だ、こ～」

智「ねんねの時にするね^ ^ 」

昼過ぎには眠さの限界がきて甘えた全開だろうからね。

駐車場に無事止め終えると、

和が荷台から荷物を降ろしてくれた。

和「はい、潤くん乗るよ～」

有無を言わさずチャイルドシートから降ろして、ささっとバギーに乗せてくれた。

翔「まさにー！おもちゃ！」

雅「買おうね～」

翔「うん！」

雅紀は翔くんをチャイルドシートから降ろして、

僕は2人の飲み物やおむつなんかが入ったカバンを持って、駐車場から入り口に向かう。

和「しょーちゃん！車いっぱいで危ないから雅にぃとおてて繋いで！」

バギーを押しながら指示を出す和は、なんだかお母さんみたい。笑

雅「翔ちゃんそこ段差あるよ～。

はい、ジャンプ！」

雅紀は上手に翔くんを誘導して、安全な道を通らせている。

頼もしい弟に恵まれてるな～ほんと。