年の差兄弟。【ars】 part4 (ページ12)

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和也side ページ12

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智「手パッチンしてー」

翔「まって、しょーがいう！！」

智「どうぞ～」

翔「いただきます！」

「「「いただきまーす」」」

結局、翔がここがいい！て言ったのが決め手で

イタリアンのお店に入った。

たぶん、お店の外にあったお子さまセットのディスプレイを見て惹かれたんだと思う。笑

翔「おいし～^ ^」

智「よかったね～。

お口すごいことになってるけど;」

いつものことながら、口の周りを真っ赤にしてトマトパスタを頬張る翔ちゃん。

雅「翔ちゃんと潤くんの、から揚げとか色々付いてるじゃん！いいな～。」

翔「ぜったいに、あげないよ！」

…相変わらず、食い意地が張ってるっていうか、食べ物への執着心がハンパない;

和「雅にぃもお子様セットにすればよかったのに。笑」

雅「俺はおとなだから頼まないよ！」

ちょっとからかうと、本気で言い返してくるから面白い。

っていうか、自分で自分のことおとなって言ってる時点で、おとなじゃない気がするのは俺だけ？笑

…まぁ、雅にぃらしいけどね。

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智「じゅんくーん、ちゃんとモグモグするんだよー？」

潤「もぐもぐ～」

智「モグモグ～って、口で言うんじゃないよ。

かわいいけど。笑よく噛んでね？」

柔らかい物とかだとあまり噛まずにすぐ飲み込んでしまう潤を気にかけて、智にぃが声かけしている。

翔「かずにー、ピザちょっとちょーだい！」

和「はーい。よく食べるね～。」

久しぶりに食べたくなって、みんながパスタを頼む中、俺はピザにした。

でも結構お腹にきてたから、ある意味翔ちゃんに助けられたな～

和「潤くんおいしー？」

潤「おーいちっ！」

おしゃれな雰囲気のお店だと特に騒いだら…とかちょっと心配してたけど

2人ともお利口さんで食べてくれてるから安心。

こういうとこでも落ち着いて食べれるようになったんだなーってちょっと成長を感じた。

…まぁ、今日は運が良かっただけかもしれないけどね。笑