検索窓
今日:12 hit、昨日:6 hit、合計:19,373 hit

04.お願い ページ4

鬼灯「あなたが死んだら、極楽満月はどうするんですか?
桃太郎さんに職を与えたのは私なんです。それに彼は自分印の薬を作ると言う夢があります。
私ではそんな面倒をみれませんよ?」

白澤「僕がストーカー行為のために現世に行ってたと思う?
現世の僕の弟子にアドバイスをもらいに行ってたんだよ?」

鬼灯「それって…まさか…」

白澤「ルチルちゃんも研究は上手くいってるみたいだし、もう少ししたらこっちに来るよ。
だからお店はルチルちゃんと桃タロー君にまかせるよ」

鬼灯「そうですか…ルチルさんを見守ってくれていて…ありがとうございました」

白澤「お前に礼を言われると気持ち悪いよ。
そんなのいらないから、僕が人間に生まれ変わったら協力してよ」

鬼灯「それが最後の願いですか?」

白澤「お前にする最初で最後のお願いだよ」

鬼灯「なら聞きましょう」

白澤「人間に生まれ変わったらシンシャちゃんと再会させて」

鬼灯「それだけでいいんですか?」

白澤「うん」

鬼灯「縁結びは?」

白澤「大丈夫。僕とシンシャちゃんは絶対に結ばれる運命だから」

鬼灯「どこからそんな自信が湧いてくるのやら」

白澤「これでも僕は中国の神獣だよ?吉兆の印の瑞獣なんだから」

鬼灯「瑞獣を辞める不届き者のくせに」

白澤「でも、僕が幸せだからそれでいいの」

鬼灯「全く…めでたい頭で平和ボケしていて…つくづく幸せな奴め」

白澤「それは褒め言葉として受け取っておくよ」
2014.10.17

05.帰還→←03.共同研究



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
98人がお気に入り
設定タグ:鬼灯の冷徹 , 鬼灯 , 白澤
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:辰巳 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/toshi6411/  
作成日時:2014年10月20日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。