19.特異体質 ページ19
ルチル「桃太郎さん、私子供に見えますか?」
桃太郎「5〜7歳ぐらいの子供に見えますよ」
ルチルさんは若返りの薬を飲んで小学校低学年程度の子供の姿となっている
桃太郎「とても可愛いです」
ルチル「桃太郎さん鼻の下が伸びてますよ」
一子「子供相手に何興奮してんだか」
二子「このロリコン野郎」
ルチル・一子・二子「アハハハハハ」
桃太郎「…やっぱり可愛くないです。なんでわざわざ子供の姿で行くんですか?
どうせ見えないんだし、そのままで行けばよくないですか?」
鬼灯「やり過ごしてしまった思い出を取り戻しに行くんです。
それだけ楽しみなんでしょうね。一子と二子も昨日の夜は興奮していて大変でした」
桃太郎「だから寝癖が直ってないんですね。鬼灯様にしては珍しいと思いました」
鬼灯「悪戯をし過ぎないように気を付けて下さいね?」
ルチル「大丈夫ですよ。では」
ルチル・一子・二子「行ってきます」
現世で白澤とシンシャが通う小学校
その校庭でルチルは今
ルチル「キャァァァァァ」
大絶叫していた
ルチル「ねぇねぇ!?あの遊具どうやって遊ぶの?」
一子「あれは滑り台。登って座って降りてくるの」
ルチル「乗っていい?3人で一緒にやろうよ?」
二子「いいよ」
ルチル「キャァー///」
一子・二子(そんなに楽しいか?これ?)
一子と二子は嬉しいはずなのに『異常にテンションが高い人を見ると冷めてしまう法則』にはまっていた
ルチル「これは何?」
一子「シーソー」
ルチル「これは?」
二子「回転ジャングルジム」
ルチル「これは?」
一子「ブランコ」
全ての遊具の名前を聞いては説明をしてもらう
そして、遊び方を聞いては
ルチル「3人で一緒にやろ?」
必ず3人で遊ぼうとしていた
一子「3人でブランコってどうやってやるの?」
ルチル「1人が座って、2人が向かい合うように立てば良くない?」
二子「こぎにくそう…」
一子と二子は不満に思いながらも
ルチル「なにこれ?超楽しい!!///」
はしゃぐルチルを可愛いと思いながら付き合っていた
白澤「ブランコは1人で乗るものだよ!!」
一子・二子「あ。白澤様だ」
白澤「…様?双子?…そにかく、2人で乗っちゃダメなんだから!!」
ルチル「なんで2人?3人だよ?」
白澤「あと、立ちこぎも危ないから怪我するよ?」
白澤はルチルの話を無視し、ルチルと目が合う事がない
ルチル「なんで?…なんで私だけいないみたいなの?」
2014.11.24
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作者名:辰巳 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/toshi6411/
作成日時:2014年10月20日 19時