33.冤罪 ページ33
小太郎「
A「私の偽名」
「Aだったのか!?」
「どうしますか?」
A「何が?何でみんなもいるの?」
小太郎「菲沃斯は危険な生体実験を行うという噂があって家宅捜査に来た」
A「危険…だけど、承諾の上だよ?」
小太郎「裏山の墓は?」
A「枯れた金魚草の」
「金魚草に墓を作るか?」
A「私の友達に墓を作って何がいけないの?」
小太郎「とりあえず、確認が取れるまでは拘束せざるを得ないな」
A「なんで?私の言う事を信じてくれないの?」
小太郎「信じてないわけじゃない。でも、Aを裁くのは私達じゃない」
A「…なら、しょうがないかな」
地獄
『先日逮捕された菲沃斯こと、A被告は現世に潜伏しており、
不治の病に悩んでいる人たちの闘病ブログを閲覧しては接触し、
治療を称して認可の降りていない危険薬を投与し死なせたとして、
過失致死罪、殺人罪、死体遺棄罪に問われています』
桃太郎「なんでこんな事になってるんですか?
Aさんは危ない橋を渡ってましたけど、人を殺せるような人じゃないですよ?」
白澤「頭の固い奴らが、Aちゃんの事を妬んでやったんだ」
桃太郎「研究会で罵倒してた人達ですか?でも…何とかならないんですか?」
白澤「鬼灯が今掛け合ってるけど難しいらしい。頭使って考えてるけど…あいつも頭固いからな」
桃太郎「このままAさんは冤罪にかけられるんですか?」
白澤「そんな事はさせないよ。
Aちゃんのしてきたことを皆に認めさせればいいんでしょ?
僕がAちゃんのすごさを証明してあげるよ。
妬んだ薬剤師達や、過剰に報道したメディアに後悔させてやるから」
2014.10.14
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作者名:辰巳 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/toshi6411/
作成日時:2014年8月31日 7時