32.特殊部隊 ページ32
桃太郎「Aさん丸くなりました?」
鬼灯「少し痩せてませんでしたか?」
桃太郎「そうですか?いや、そっちじゃなくて。
初めて会った時と比べると話しやすかったなぁ〜と思って」
鬼灯「言われてみれば確かに。少しは自信がついたのかもしれませんね」
義経「鬼灯様!!」
鬼灯「何か?」
義経「これから白澤様にも確認を取ろうと思うんですが。
鬼灯「あぁ。あの世東洋医学合同研究会で知り合った人です。それが何か?」
義経「知り合いだと知った後だと非常に言いにくいんですが…今日菲沃斯が家宅捜査されるんです」
鬼灯「なぜですか!?」
義経「現世で危険な生体実験を行っているとタレこみがあったんです」
鬼灯「烏天狗警察が現世に行くんですか?」
義経「いえ。私達では目立ってしまうので家宅捜査には参加しません。
相手は毒薬を使うと言う情報もあるので、特殊部隊が動きます」
鬼灯「そんなのがあったんですか?」
義経「現世の警察で言う
隠密機動に適している、忍者の風魔一族が所属しています」
鬼灯「風魔小太郎で有名な一族ですよね…小太郎?」
現世
「小太郎様、こっちに来てください」
小太郎「…これは…」
呼ばれて裏山に来てみれば、墓がいくつもつくられていた
「犠牲者のですか?」
小太郎「そうかもしれないが…殺した相手をこうもわかりやすく埋めるか?」
「丁寧に墓参りしているようですが」
「罪悪感があるんですか?」
小太郎「これから本人に直接聞けばいい」
小太郎はインターホンを鳴らし、菲沃斯が出てくるのを待つ
A「いらっしゃい。電話で聞いてるよ…え?…小太郎?」
小太郎「!!?なんでAがここにいる?」
A「だって私の家だから。え?小太郎が病気なの?」
2014.10.14
53人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:辰巳 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/toshi6411/
作成日時:2014年8月31日 7時